ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

旧郵便地下鉄に乗れる!Postal Museum

今年7月に、ラッセル・スクエアから徒歩約15分の場所にオープンしたポスタル・ミュージアム=写真上。この別館として、旧郵便用地下鉄に乗れるアトラクションが今月4日にオープンし、早速乗車してきました。 ポスタル・ミュージアムは、アートギャラリーのような、ロンドンらしい洒落た外観。

まずはポスタル・ミュージアムで、近代郵便制度を確立させた英国の郵便にまつわる諸所を見学。内部もカラフルでポップなデザインで、ワクワクします。


キュレーターの方が、「ただ展示品を見てまわるだけの退屈なものではなく、五感で楽しめる博物館を目指した」と言うだけあり、見て、触って、聞いて、試せる展示が盛りだくさん。

古い郵便局員の制服を着たり(大人用子供用あり)、手紙を書いて空気圧を用いた配送チューブで手紙を送ったり、自分の顔写真を撮影して切手をデザインしたり、とにかく遊べます!

ポスタル・ミュージアムを出て道路を挟んで徒歩数十秒の場所にあるメール・レイルへ。

旧車両点検庫を、当時の雰囲気を残したまま改装したプラット・フォーム。1927年に世界初の「無人電気鉄道」として開業し、76年間、人知れずロンドンの東から西へ、中心部の地下を通って運行を続け、人知れずその役目を終えたメール・レイルが、90年の時を経ていよいよ一般公開! 本来は、ポスタル・ミュージアムの開業と同時にメール・レイルもオープンする予定でしたが、遅れに遅れ、残念ながら学校の夏休みが終わった9月にずれ込んだそうです。

そしていよいよメール・レイルに乗車!かつては郵便物の詰まった袋を運搬していた車両は、背を伸ばして座ると頭が天井についてしまうほど。

車両は小さいものの、透明な囲いのため、さほど窮屈に感じませんでした。郵便地下鉄を紹介するアナウンスに聞き入りながら、トンネルを進みます。トンネルの壁や天井から垂れ下がる鍾乳石、冒険映画に入り込んだような気分になります。


駅に着くと、ロンドンから英国中に配送される郵便運搬を支えてきたメール・レイルと、そのレイルを支えてきた人々の活躍の物語が壁に映し出されます。次の駅では、3人の英国人によるオムニバス・ストーリーを軸に、メール・レイルが活躍した時代に、手紙と人々が織り成してきた物語が上映されました。乗車中、ドキリとさせられる演出などもあり、飽きさせない乗車体験に大満足!


乗車後は、同所にあるメール・レイルに関するエキシビジョンを見学。歴代の車両や、体感型の展示を満喫。





かわいい郵便グッズが並ぶショップもお見逃しなく!(編集部 H)

The Postal Museum
15-20 Phoenix Pl, London WC1X 0DA
入場料:大人14.50ポンド、小人7.25ポンド(ポスタル・ミューアム、メール・ライド込み)
※情報は2017年9月18日現在


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