■8月12日(水)、ロンドンでは珍しい部分日食が見られる。「日食」は月が太陽と地球の間を通過し、太陽の一部または全部を隠す現象だが、今夕はロンドンでは太陽の約90%が月に覆われる見込み。英国でこれほど大きく欠ける日食が見られるのは1999年以来となる。BBCほかが報じた。

ロンドンでの「食の始まり」は18時17分。月が太陽の縁を覆い始め、19時12分ごろに最大となり、20時06分ごろに終了する。明るさや気温に変化が感じられる可能性があるが、皆既日食ではないため空が真っ暗になることはない。英国で次に深い部分日食が見られるのは2050年、皆既日食は2090年の予定だ。
観測には安全対策が欠かせない。太陽が暗く見えるため直接見ても大丈夫と思いがちだが、網膜に深刻な損傷を与える恐れがある。ISO 12312-2認証の日食観察用メガネを使用し、通常のサングラスは避けること。ピンホール式の投影器や、ざるに映る影を利用して間接的に観察する方法もある。スマートフォンで撮影する場合は、カメラに太陽観測用フィルターを付けるか、日食メガネをレンズにかぶせる。
夕方の現象だけに、建物に視界を遮られない広く開けた高い場所、特に西~西北西方向が開けた場所がおすすめだ。候補は、次のとおり。
- ●ナンヘッド近くのテレグラフ・ヒル Telegraph Hill, near Nunhead, Lewisham
- ●リージェンツ・パーク北側のプリムローズ・ヒル Primrose Hill, north of Regent's Park
- ●ハムステッド・ヒースのパーラメント・ヒル Parliament Hill in Hampstead Heath
- ●ノーウッド・リッジのクリスタル・パレス・パーク Crystal Palace Park on the Norwood Ridge
- ●グリニッジ・パーク Greenwich Park
グリニッジ・パークでは、フラムスティード天文学会による公開観測会が16時~20時、ドルフィン日時計付近で開催される(王立天文台の通常入場券が必要)ほか、公園内から無料で観察することもできる。さらに、クロイドン天文学会がケンリー飛行場、ウォーリンガム、アディスコムでも無料観測会を開催。ロートン天文学会はチンフォードとセイドン・ボワ、SWロンドン・スターゲイザーズ・ミートアップはトゥーティング・ベックで観測を予定している。自宅で楽しみたい人向けに、王立天文台によるロンドンからの日食無料ライブ配信も行われる。お楽しみに~! By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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