ビーチサンダルを履き続けるのは体によくない?

■ようやく暑さがおさまった感のある英国だが、今年の猛暑の中、汗ばむ足を楽にしてくれる定番としてビーチサンダルが人気を集めた。ファッション性の高い商品が続々と登場する一方、足によくないという指摘もある。BBCが報じた。

今年はデザインも進化し、ファッション専門家でトレンド予測家のアンジェラ・バイドゥー氏によると、今季は低めの「キトンヒール」を合わせるスタイルも流行したという。一方、ビーチサンダルは足を十分に支えられず、足を痛めるというイメージもある。実際、足首や土踏まずのサポートが弱く、かかとが衝撃を受けやすいほか、つま先でサンダルをつかむように力が入り、靴ずれにつながることもある。長期間履くと足が広がり、形が変化する可能性もある。

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ただし、英国足病学会の主任臨床顧問でもある足病医ヘレン・ブランスウェイト博士は、「ビーチサンダルが悪い靴だというのは正確ではない」と指摘する。構造のしっかりした靴から急にビーチサンダルへと長時間履き替えると足への負担が増すため、徐々に慣らすことが重要だという。

足をよりしっかりと支える選択肢として、厚みと立体的な形状を備えたフィットフロップがある。Z世代にはクロックスも人気で、ビルケンシュトックなどのフットベッドサンダルも足を支える点で有力だ。木製のクロッグやウェッジサンダルも選択肢となる。ウェッジは靴全体で足を支えられるため、安定感と美しいシルエットの両方を得やすい。また、1970年代の歴史教師を思わせるフィッシャーマンサンダルも注目されている。靴下と合わせれば、ビーチサンダルよりきちんとした印象になり、男性のローファー代わりにもなるという。裸足感覚のミニマリストシューズも人気だが、ブランスウェイト博士は「徐々に慣らす」ことを重ねて勧める。購入直後に長距離ハイキングへ出かけるのは避けたい。

足を守るには、靴底の素材や曲がり具合にも注目したい。二つ折りにできるほど柔らかなサンダルなら、普段の靴が支えている負荷を足が受け止められるか考える必要がある。さらに、露出の多い靴では皮膚が乾燥しやすいため、尿素配合の保湿クリームを毎日塗ることも有効だ。さらに、ビーチサンダルを履き続けることにより、足の皮膚が厚くなる傾向も認められているので、柔らかい足の裏をキープしたい人は注意が必要だとされている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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