■ロンドンのシンボルともいえる赤いバス。運転席には冷房設備がないのが一般的で、猛暑が続く中、バスの運転席が摂氏40度を超えることがあり、安全な運転ができないとして、ロンドン北部などのバス運転手がストライキを行っている。運転手らは、熱中症による意識喪失などが重大事故を招く危険があるとして、運転席への本格的な冷房設備の導入を求めている。各メディアが報じた。ストライキを行っているのは、北・東ロンドンとエセックスにある8つの車庫に所属するアリーヴァ・ノース・ロンドンの運転手約1500人。労組「ユナイト」は、10月中旬までの間に計11回のストを予定しており、運転席の空冷システムをエアコンに置き換えるよう会社側に要求している。

ウッド・グリーンの車庫前で抗議した運転手ピーター・クレイン氏は、最近、運転席の温度が44度に達した写真を示し、「温室の中にいるようだ」と訴えた。別の運転手ピーター・スキナー氏(56)は、「14トン、乗客80人のバスで運転手が意識を失ったら、大惨事になりかねない」と警告する。運転手らによると、ロンドン交通局(TfL)から極端な暑さの際には運転を拒否する権利があると説明されたものの、実際に勤務を拒否した場合、会社から処分を受けるのではないかという不安もあると訴える。
アリーヴァは、暑さ対策として休憩や健康状態の確認を増やしているほか、冷房設備の改良や新型バスの導入を進めていると説明。「従業員と利用者の健康が最優先」とし、労組に交渉の再開を呼びかけた。TfLも運転手の安全と健康を重視するとし、福利厚生上の懸念を訴えた従業員に不利益な対応をしてはならないと強調している。ストライキは8月14日から10月20日まで断続的に行われ、複数のバス路線で運行に影響が出る見通しとされている。次の番号のバスを利用している方は、お出かけ前に最新のスト情報を確認することを強くお薦めする。https://tfl.gov.uk/campaign/strikes
●ストライキの影響で運休、または大幅な減便が予想されるバス路線は次の通り。
19, 29, 34, 41, 66, 67, 76, 102, 103, 121, 141, 149, 150, 158, 175, 191, 192, 217, 221, 243, 248, 254, 259, 279, 307, 313, 329, 341, 349, 370, 375, 377, 616, 675, SL1, SL2, W3, W4. W6, N19, N29, N41, N279.
●ストライキの日程
- ・8月18日(火)04:00~8月21日(金)04:30
- ・8月25日(火)04:00~8月28日(金)04:30
- ・9月4日(金)04:00~9月5日(土)04:30
- ・9月7日(月)04:00~9月8日(火)04:30
- ・9月18日(金)04:00~9月19日(土)04:30
- ・9月21日(月)04:00~9月22日(火)04:30
- ・10月2日(金)04:00~10月3日(土)04:30
- ・10月5日(月)04:00~10月6日(火)04:30
- ・10月16日(金)04:00~10月17日(土)04:30
- ・10月19日(月)04:00~10月20日(火)04:30 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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