ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ジンフェスに行ってきた!

世界中のジン100種以上が出展され、テイスティングやジンについての説明などを行ってくれるジンフェスティバルに、同僚と連れ立って行ってきました。 2014年に初年を迎え年々規模を拡大し、ジンのテイスティングのほか、ワークショップ、撮影会、写真ブースなど、サブ・イベントもますます充実。 今年2月の開催も大盛況だったこのイベントにず~っと行きたかったので、ようやく希望が叶いました!

入り口には、参加者に配るかなり大きめのグラスがずらり。グラスの中には、出店しているジンの紹介と、どのセクション(A~D)にあるかが記されている冊子、人気投票用の紙とペンが入っていました。早速入り口でグラスをもらい、トークンを購入すべく次の部屋へ。
このイベントはすべてトークン制。1トークンで1ショットのジンと交換できます。フライドポテトやナッツなどのおつまみも、トークンと引き換えです。
「空きっ腹にジンはキツイよ」という去年参加した友達のアドバイスに従い、某チェーン店で購入したおにぎり持参で参加した私達。先出のアドバイスというのは、トークンでグラスにジンを確保した後、おにぎりを食べ、その後テイスティングをするというもの。予定に従ってジンを確保するため、早速構内を散策。ところが、中々トークンと引き換えてくれる場所に辿りつけず、あるのはテイスティングのみ…。

やっと見つけたのが、奥まった場所でカクテルを作ってくれるカウンター。人もまばらだったので、そこでドライ・ジンをベースにした夕焼けの色をした「シンガポール・スリング」と、ジンとカンパリが絶妙にマッチした「ネグローニ」を作ってもらうことに。どちらも、2トークンが必要な品でしたが、なぜかおにぎりに合って、美味しく頂きました。

ここで、使われたのは、Bimber London Dry(ネグローニ)と、Jensen's Bermondsey Gin(シンガポール・スリング)のロンドンのジン。すーっと飲める軽やかさが、カクテルにピッタリでした。

グラスを飲み干し、おにぎりも食べ、ほろ酔いで、たどり着いたのが壁面いっぱいにジンがディスプレイされている部屋。そこには、トークンでお目当てのジンをゲットしようと、長蛇の列が…。友達が話していた、場所はここだった!
壁面には、A、B、C、Dの文字と無数のジン。ここでジンをショットで頼み、その近くには好みで加えるガーニッシュ(レモン、ライム、オリーブなどの付け合せ)、ソーダ、トニック・ウォーターなどが並んでいました。

長蛇の列の傍らでは、生バンドがジャズの演奏をしていて、ジャズとジンの最強の組み合わせに浸れる空間を演出。長蛇の列の中で、あるいはテーブルを囲んで、人々は思い思いに談笑、あるいはちょっと体をスイングさせ、楽しんでいました。

壁面Bの一角に「こころ」の文字。日本のジンも参戦? と、後日調べてみると、日本の山椒の実を使った英国産のジンだとのこと。日本に50年以上暮らしているウェールズ生まれの小説家、C・W・ニコル氏の甥が、日本を訪れた際に、ニコル氏に紹介された山椒の実にヒントを得て蒸留したのだとか。残念ながら、長蛇の列に圧倒され、すでにトークンを失っていた私達は、またの機会ということにしました。

今回の会場となったタバコ・ドックは、スペースが広いので、私達が行った金曜日はチケット完売にもかかわらず、窮屈な感じはなく、歩き疲れたら腰を下ろせるベンチが適当な間隔で設置されていました。 また、入り口で貰ったグラスは持ち帰りできるのですが、持ち帰りやすいように出口でビニール袋を配布。心憎い気配りに、イベントが年に何度も催される人気の秘密を垣間見ました。カクテルと、数々のテイスティングで大満足の宵(酔?)でした。(編集部 テンテン)