ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
リーズ近郊の産業遺産、地下坑道が見学できる国立炭鉱博物館
リーズ近郊にあるイングランドの産業遺産、「イングランド国立炭鉱博物館(National Coal Mining Museum for England)」に行ってきました。
ヨークシャー炭田の西端に位置するこの旧炭鉱は、リーズより南下し車で約30分。入口に立つ炭鉱夫の銅像と車輪が目印。
かつて工夫たちを乗せた小さな貨車が観光客用に構内を走り、当時の建物がほぼ全てそのまま残されており、今でも操業していそうな雰囲気です。
1780年代に採掘が開始されたと思われるこの炭鉱は、おそらく英国内で一番古い炭鉱と考えられています。暗い、狭い、そしていつ危険なメタンガスが検出されるか、いつ落盤が発生するかわからない、非常に危険な炭鉱の仕事。写真はかつての坑内で働く鉱夫を写した一枚。
ヴィクトリア朝時代の産業革命時には、家族単位で採掘に従事し、6歳程度の体の小さな子供を率先して危険な地下坑道に送り込んでいたのだそうです。子供たちは暗闇の中、1日12時間もの長時間労働を強いられていたそうです。写真のプレートは、1842年当時、地下に降ろされる子供の様子を説明しています。
ツアーの時間になり出発地点に出向くと、かつての炭鉱夫のツアー・ガイドにより、注意事項を説明されます。地下での写真撮影は禁止、荷物や電子機器の持込禁止。ヘルメットを被り、ライトを渡され、いよいよ地下140メートルの坑道へエレベーターで一気に下ります。
このエレベーターも炭鉱夫たちが実際に使用していた金網に囲まれただけのすけすけのもの。臨場感たっぷり!
父親も炭鉱夫、6人兄弟の中で唯一父の跡を継ぎ、炭鉱夫の道を歩んだガイドのデイブさん。旧時代と近代の作業の違い、地下での食事は?トイレは?冗談を飛ばしまくりながら、死と隣り合わせの危険など、炭鉱に関するありとあらゆることを説明してくれます。
たっぷり1時間半の坑道ツアー。滅多にできない貴重な体験に大満足でした。ただし、閉所恐怖症の方は要注意です。
構内のいくつかの建物がミュージアムになっています。
狭い坑道ツアーを終えた後は、子供達は外にあるプレイグラウンドで思い切り遊びました。
地味ながら、滅多にできない体験ができるイングランド国立炭鉱博物館。お近くに行かれた際は、是非お立ち寄りを!(編集部H)
for England,
Caphouse Colliery, New Road, Overton,
Wakefield, WF4 4RH
入場無料、坑道ツアーは4ポンド
※情報は2017年11月10日現在












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