■1997年8月31日、パリでの交通事故により36歳の若さで世を去ったダイアナ元妃。悲劇から29年、元夫であったチャールズ国王(当時は皇太子)が下した「勇敢な決断」について、「エクスプレス」紙(電子版)が取り上げている。

当時、故ダイアナ元妃とチャールズ国王(事故当時は皇太子)はすでに離婚していたが、ウィリアム、ハリー両王子の親として、子育てに関しては協力的かつ友好的な関係を維持していたとされる。元妃の訃報を受け、深い悲しみに打ちひしがれた国王は、周囲を驚かせる行動に出た。ドキュメンタリー番組『Diana: 7 Days That Shook the Windsors』に出演したジャーナリストのリチャード・ケイ氏によれば、国王は元妃の遺体を英国へ送還するため、故エリザベス女王に対し王室専用機の使用を求めたという。
当初、同女王はこの要請を「不適切」として難色を示したと伝えられるが、チャールズ国王はこれに強く抗議。最終的に反対を押し切る形で専用機に乗り込み、元妃の姉たちと共にパリのピティエ・サルペトリエール病院へと向かった。ケイ氏は「元夫であり、息子である両王子の父親として、チャールズは、ダイアナが存命だったどの時期よりも、彼女のために激しく戦った」と振り返る。
また、元妃の友人であるティナ・ブラウン氏は、訃報を聞いた国王が「非常に取り乱していた」と証言している。自らも深い喪失感を抱えながら、国王はスコットランドのバルモラル城で休暇中だった息子たちに母の死を伝えるという、過酷な役割を全うした。元妃とチャールズ国王の二人の関係は愛憎入り混じるものだった。しかし、最期の瞬間に国王が見せた毅然とした態度は、元妃への敬意と、残された息子たちを守るという父としての強い決意の表れだったと同紙は述べている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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