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「賢者の石」発売から20年!大英図書館のハリポタ展

ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の発売から20周年を記念し、特別エキシビション「Harry Potter: A History of Magic(ハリー・ポッター 魔法の歴史)」が、10月20日から大英図書館でスタート。早速行ってきました。

図書館に入ると、中央の吹き抜けに飾ってあるホグワーツ魔法魔術学校の4寮の垂れ幕が目に飛び込んできます。これを見ただけで、ハリポタ・ファンはワクワクしてしまいますね!

展示室内は写真撮影禁止ですので、お見せできないのが残念ですが、ハリポタ・シリーズにも登場する薬草学、錬金術、占いや呪術、神話、想像上の動物の伝承などについて、同館の所蔵品はもちろん、世界中から集められた希少本や資料が展示されていました。それぞれのテーマごとに展示室が分かれており、薬草学の部屋の照明は木の鉢植え、錬金術の部屋はビーカー、天文学の部屋は星空など、展示方法がとても凝っているのも特徴。展示品だけではなく、部屋全体をキョロキョロすると、より楽しめると思います。また、ポーションを調合したりタロット占いをしたりできる、タッチスクリーン形式のインスタレーションもあるので、子どもたちも楽しそうに遊んでいました。

ちなみに、J.K.ローリング氏が作成したホグワーツ魔法魔術学校内の注釈付きスケッチや、各学年の受講必須科目などを記したリストも見ることができます。全7シリーズを書くにあたり、張り巡らされた数々の伏線をきちんと回収するには、これだけ緻密に世界観が出来上がっていないと難しいのでしょう。担当編集者の赤字が入れられた原稿を見ることができ、同じ編集に携わる人間として、とても刺激を受けました。


大英図書館内には、今回のエキシビションの特設ショップもあります。

同館の中央に設えられた「キングズ・ライブラリー」(写真右端)には、本好きだったことでも知られる国王ジョージ3世の一大コレクションが所蔵されており、その隣にはカフェ・スペースもあります。古い祈祷書や希少本、魔法・魔術関連の「いわくつき」の品々とともにハリー・ポッターの世界を紐解くという、図書館ならではの試みがとても興味深いエキシビションでした。来年2月28日(水)まで。料金は16ポンド。(編集部 K)

Harry Potter A History of Magic - The British Library

 

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