夏休み明け…「仕事に戻りたくない気分」を乗り切るには

■9月に入って、学校に戻るのを嫌がる子どもは少なくないが、社会人も同様。久しぶりに仕事へ戻ったはいいが、未読メールが並ぶ受信箱を前に気が重くなる人も多いだろう。休暇中のゆったりした生活からの仕事モードへの切り替えは、たとえ仕事そのものが好きでも簡単ではない。特に9月は日が短くなり始めるため、余計に寂しさを感じやすいという。どう対処すべきか、BBCが「助言」を試みている。

キャリアコーチのサラ・ロビンソン氏は、初日から難しい仕事に取り組むのではなく、メールの整理など「小さく片付けられる仕事」から始めることを勧める。少しずつ成果を積み重ねることで、仕事の勢いを取り戻しやすくなるからだ。可能なら初日は会議を詰め込まず、メール処理などに時間を使うのもよいという。一方、休暇中に楽しんだことを日常生活に取り入れる方法もある。カウンセラーのスーザン・カー氏は、海外旅行で味わった食事や散歩、読書などを普段の生活にも取り入れるよう提案する。遠くへ出かけたときのように、自分の住む街を「観光客の目線」で歩いてみるのも一案だ。

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また、仕事そのものへの不満が続いているなら、単なる「休暇明けの憂うつ」と片付けないことも大切だ。カー氏自身、以前の仕事に強いストレスを感じ、休暇から戻った後に毎日のように泣いてしまった経験から、転職を含めた見直しが必要だと気づいたという。気分の落ち込みが長期間続いたり、強くなったりしている場合は、仕事との向き合い方を考え直すサインかもしれない。

そして、次の休暇を早めに計画することも効果的だという。休暇は実際に休んでいる時間だけでなく、「これから休める」という期待感も幸福感につながるためだ。さらに、プールサイドで過ごすだけでなく、散歩やサイクリング、水泳など体を動かす休暇のほうが、心身の回復につながる可能性がある。長期休暇は効果が大きい一方、日常に戻ったときの反動も大きくなりやすい。専門家は、長い休みを一度取るより、短めの休暇を定期的に設けるほうが、長期的な幸福感につながる可能性もあると指摘している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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