■日本を訪れる若い世代の英国人が急増している。日本政府観光局によると、2025年に日本を訪れた英国人は約48万3000人で、前年比24.8%増、コロナ禍前の2019年と比べると4.8%増と著しい増え方を見せる。2026年も増加傾向が続いているとみられ、20代、30代の間で日本旅行への関心が一段と高まっていることが分かった。各メディアが報じた。

富士山、寺社や歴史、アニメ、ゲーム、ショッピングなど、日本を訪れる目的はさまざまだ。しかし、多くの若者に共通するのが、TikTokやインスタグラムなどのSNSの影響だ。SNSには、コンビニの商品や日本のスキンケア、京都・伏見稲荷の鳥居、渋谷のスクランブル交差点、大阪・道頓堀などを紹介する動画があふれる。他人の旅行動画を見て日本への関心を高め、実際に訪れた人が今度は自らの旅を投稿するという循環も生まれている。
円安が大きな魅力となっていることは間違いない。日本までの航空券は決して安くないものの、現地での食事や買い物は英国より割安に感じられる。数ポンドで「人生が変わるほどおいしいラーメン」が食べられるという声も聞かれるほか、菓子や抹茶、衣類、文房具、化粧品などを大量に購入する旅行者も多い。土産が増えすぎて、追加のスーツケースを買う人もいるという。
一方、観光客の多くは東京、京都、大阪を巡る「ゴールデンルート」に集中し、オーバーツーリズムへの懸念も強まっている。富士山周辺や京都ではマナー違反が問題となり、渋谷ではポイ捨てへの罰金制度も始まった。それでも、混雑も含めて観光地らしい雰囲気を楽しみたいという声は根強い。SNSと円安を追い風に、日本は若い英国人にとって憧れの旅行先となっている。その人気を地域の活力につなげながら、混雑やマナー違反をどう抑えるかが今後の課題となりそうだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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