ただの動物園じゃない!ドゥルシラス・パーク
一歩足を踏み入れたら来園者を飽きさせることのない、動物園以上の動物園がイングランドにもあった!その名は、ドゥルシラス・パーク(Drusillas Park)。「訪問者にただただ楽しんでもらいたい」という、ホスピタリティ溢れるパークには、とにかく人を喜ばせる仕掛けが盛りだくさん!数々の受賞歴を誇り、子供たちの楽しそうな声が絶えないこの地を、今回は征くことにしたい。

●征くシリーズ●取材・執筆/ ネイサン弘子・本誌編集部

今や世界中で愛されている日本のキャラクター、ハローキティ。生誕40周年を迎え、さらなる注目を集めている。そうした中で今年5月、ヨーロッパ初となるキティのミニテーマパークをオープンさせたのが、今回取材班が訪れたドゥルシラス・パークだ。
街道沿いの小さなティールームからスタートしたこの小型動物専門の動物園が、サセックスで最も愛されるアトラクションのひとつへと、いかにして成長していったのか。まずは同パークの成り立ちをご紹介しよう。

天才ビジネスマンの動物園

時をさかのぼること、1922年。
英国が自動車社会へと大きく転換していった20世紀前半、自家用車を所有する英国人が右肩上がりに増え続けていくのに従い、街道沿いにティールームが増加。ティールームは自慢の愛車で郊外のドライブを楽しむ富裕層が、休息に立ち寄るサービスエリアのような役割を担うようになっていた。それに目をつけたのが、ダグラス・アンという男である。ダグラスは、白亜の断崖絶壁で有名なセブンシスターズへと向かう街道沿いに広がる、20エーカー(東京ドーム約1・7個分)の荒れ果てた農場を購入。妻ドゥルシラ(Drusilla)の名前をかかげたティールームを、1925年にオープンさせた。
ダグラスのもくろみ通り、ティールームは大盛況。この勢いに乗り、次なる展開として、ティールームに足を運んだ人々を相手に小さな動物園を造ることを思いつく。現在のドゥルシラス・パークの原点ともいえるこの動物園では、チンパンジー、キツネザル、カンガルーなどを飼育し、当時には珍しい「ミニ動物園つきティールーム」へと発展。街道を通る車は必ずと言ってよいほど、このティールームに立ち寄るようになり、夏の繁忙期には1日になんと1000セットものアフタヌーン・ティーを提供したという。
その後も、小型飛行機での宙返り体験や蒸気機関車の乗車体験、ダンスホールの建設、ペダルカーやメリーゴーランドといった子供向けの乗り物コーナーなどを次々と増設し、『小さな娯楽施設』へと事業を拡大していく。当時のドライバーたちの間でも、「おもしろい場所がある」と瞬く間に噂になっていったようだ。

パークの転換期

1958年にダグラスが永眠すると、パークはダグラスの長男マイケルに引き継がれた。マイケルは動物園としての経営に力を入れたが、1960年代後半に入ると、ウィルトシャーのロングリート・サファリ&アドベンチャー・パーク、現在はレゴランドに取って代わったウィンザー・サファリパークといった大規模な動物園が次々とオープン。動物たちをより自然の姿に近い状態で、間近に観察できるサファリ形態が流行する。ライオンやトラをはじめ、ゾウやキリンなどの大型動物も見られるとあって、人気を呼んだ。
マイケルも、こうしたサファリパークを意識せずにいられなくなるが、車で周遊するドライブスルー式のサファリパークをオープンさせるには、ドゥルシラスの有する20エーカーの敷地では到底足りなかった。そこでマイケルは、動物園としては決して広いとは言えない条件を逆手にとり、「子供が初めて訪れる動物園」というテーマを打ち出したのである。小さな子供でも自分の足で無理なくまわれ、小型動物を中心に、コンパクトにまとめるという明確なコンセプトの確立は、現在のドゥルシラス・パークへと繋がる転換期だったのだと言えるだろう。娯楽施設を備えたティールームは、子供が笑顔になる動物園へと生まれ変わったのである。
1997年に現在の経営者であるスミス夫妻へと売却された後も、きかんしゃトーマスやハローキティといった子供たちに人気のキャラクターのアトラクションを取り入れ、サセックスにおいて優れたビジネス展開をしている企業に贈られる、サセックス・ビジネス・マター・アワード(Sussex Business Matters Award)を今年になって受賞。数々のメディアでお勧めのお出かけスポットとして常に上位にランクインするなどし、益々話題のテーマパークへと発展している。
天性の商才に恵まれ、ホスピタリティに溢れた創設者ダグラスの精神は、現在も成長を続けるドゥルシラス・パークに、しっかりと受け継がれているようだ。

いよいよワクワク体験へ

ロンドン中心部からひたすら南へと車を走らせること、2時間弱。あと10分も車を走らせれば、白亜の岸壁がそそり立つセブンシスターズ・カントリー・パークへ到着するという、海岸に程近い場所にドゥルシラス・パークは位置する。
取材班が訪れたのは、ある平日の午後。未就学児を連れたママ友グループや家族連れ、学校遠足の子供達で賑わっていた。

ドゥルシラス・パークの周囲に広がる、英国らしい自然風景。あと10分ほど車を走らせれば、海岸にたどり着く。
入口でチケットを購入したら、地図付きパンフレットを手にいざパーク内へ! 入口付近で、動物を見つけたらスタンプを押せるスタンプラリー手帳(Animal Spotter Book)や、パーク内の11ヵ所に設置されたポイントで様々な体力測定にチャレンジできるズーリンピックス・チャンレジ(Zoolympics Challenge)の冊子をもらおう。ズーリンピックスでは、動物との体重差やジャンプの高さを比較したり、声の大きさや引っ張る力を比べてみたりすることができる。家族全員で測定すれば、子供たちもより一層盛り上がるはず。
地図にある順路通りに進むと、まずは屋根付きのエリアへ。ヘビやイグアナなどのは虫類や、手のひら程の大きさの小型サル・マーモセットやマングースが出迎えてくれる。さすがは「子供が初めて訪れる動物園」がコンセプトの同パーク。小さな子供でも背伸びすることなく動物たちが見られるよう、ガラス窓が足元に近い位置までデザインされていたり、踏み台が設置されていたりと、気配りが嬉しい。
屋外のエリアへ出ると、牛やブタなどが飼育されたファーム・ヤードに到着。ここには、乳搾りを疑似体験できる牛の等身大の置き物が設置されている。小さな女の子が夢中で置き物の牛の乳を絞っている姿が目に入り、思わず顔がほころぶ。
ファーム・ヤードの次はミーアキャットがお目見え。直立不動で前足をたらりと垂らして2本足で立ち上がるユーモラスな姿は、英国でも大人気。ちなみに、英国でミーアキャットがブームになったきっかけは、2009年から放送されている金融系企業のテレビ・コマーシャルに登場するキャラクターによるもの。当時、赤いバスローブとスカーフを身につけたミーアキャットのぬいぐるみが店頭にズラリと並び、日本でも飛ぶように売れた。
さて、話はそれたが、このミーアキャットのスペースは、前オーナー夫妻が米国の動物園で見た珍しい展示法を取り入れている。スペースの中心に設置された透明のドームは、トンネルで外までつながっており、トンネルをつたってドームから顔を出せば、柵の内側から観察することができるのだ。腰を屈め、トンネルをくぐるだけでも大人も童心にかえってしまう。

ミーアキャットのスペースに設置された、透明のドーム。トンネルをくぐってドームから顔を出してみよう。
いかにも可愛らしい動物たちに心奪われるが、野性の魅力溢れるコウモリの館にも入ってみよう。館の入口には「館内の強い異臭は、コウモリの自然なにおいです」との注意書きが掲示されている。一体どのようなにおいなのだろう…と恐る恐る中に入ると、思わず鼻を塞ぎたくなるような強烈な野性の臭いに仰天! 洞窟風にデザインされた館内の天井や木の枝に、逆さにぶら下がる漆黒の羽を持つコウモリたちは、ブルっと身震いしたくなるような迫力。館内にはガラスや網など、コウモリと我々を遮るものがないので、彼らがより身近に感じられる。そして壁の上部に取り付けられた箱の上には、まるで長年連れ添った夫婦のように仲良く寄り添う2匹のナマケモノが、コウモリのワイルドな臭いに包まれながらもぐっすりと眠っていた。数分過ごしているうちに多少臭いには慣れてきたものの、さすがにもう退散! とばかりにコウモリの館を後にした。
ところで、忘れてはならないのが、動物の餌やり時間。地図にのっているタイムテーブルをチェックしながら、パーク内をまわろう。
定番のペンギンをはじめとする動物の餌やり時間は、マカク(ニホンザルも属する猿の種類)=午前11時、ペンギン=午前11時30分・午後4時、カワウソ=正午、キツネザル=午後1時・午後3時となっている。中でも、パークのロゴにもなっているキツネザルの餌やりは必見。放し飼いにされている飼育エリアの中に入ることができ、飼育員が生態を説明しながら餌をやると、キツネザルが訪問客のそばスレスレを、餌を求めて走り回る。柵がないからといって撫でたり手を出したりするのは厳禁だが、キツネザルが自分の服の裾をササッとかすめて走って行くと思わずドキドキ。
そして自分で餌やりができる、目に鮮やかな色彩をまとったゴシキセイインコのコーナー(Lory Landing)も見逃せない。1ポンドを支払って小さなカップに入ったオウムのエサを買えば、時間を問わずいつでもインコの餌やりを体験することができる。カップの中には果汁が入っており、カップを持って静かに手をかざしていると、オウムたちが瞬く間に腕に止まり、我先にとカップに無心にくちばしを入れてくる。体重は軽く、爪もさほど尖っていないので、素手に乗られてもほとんど痛くない。明るい色合いのインコたちが腕に群がってくると、インコ使いになったような気分だ。

動物と直接触れ合える

一日飼育員&アニマル・エクスペリエンス

「見学や餌やりだけじゃ物足りない!」という人にピッタリ、飼育員体験ができる「Zoo Keeper For The Day」は、動物好きにはたまらない企画。午前10時から午後3時30分まで、担当の飼育員と共に、小屋の掃除から餌の準備、餌やりなどの実際の飼育作業を行う。動物とふれあえるとともに、動物の生態や習性も目の当たりに学べる貴重な機会だ。
丁寧に世話をすれば、人に慣れた動物たちが、ときに膝の上に乗ってくることも。普通ではめったに近寄れない動物たちとのふれあいに心躍るとともに、忘れられない経験になりそう。
もう少し短い時間で、という場合には「Close Encounter Animal Experiences」がおすすめ。キツネザルと一緒にランチ、ミーアキャット・ミーティング、アライグマやビーバーとティータイム、ペンギンの餌やり=写真上、ヘビやタランチュラ(!)とのふれあい体験から選べ、30~40分間、担当飼育員と共に様々な体験ができる。動物好きな友人や子供へのサプライズ・プレゼントにいかが?

Zoo Keeper For The Day

平日・・・・£160
週末/スクール・ホリデー期間・・・・£180(2015年からは£190)
冬期割引・・・・£120
(1~3月、10~12月の平日。スクール・ホリデー期間を除く)

Close Encounter Animal Experiences

平日・・・・£65
週末/スクール・ホリデー期間・・・・£75
※ともに参加可能年齢6歳以上

充実のプレーエリア

動物に夢中になっていると、どこからか子供たちの楽しそうな歓声が聞こえてきた。歩を進めると、砂場やブランコなど、ごく小さな子供たちが遊べる遊具から、背の高いツリーハウスやネットが張り巡らされたタワーから伸びるいくつものチューブ滑り台やアスレチックといった、少し大きめの子供たちも大興奮しそうなプレーエリアが現れた。両親が休みのたびに試行錯誤して様々な場所に連れて行こうとも、「結局子供たちが一番喜ぶのは遊具がたくさんあるプレーエリアだった」という人も大勢おられるのではないだろうか。こちらのプレーエリアは、そんな活発な子供たちも大満足すること間違いなし! と、子持ちの筆者も太鼓判。子供たちの「もうちょっと〜!」という声が聞こえてきそうだ。
そして、暖かい季節ならば水遊びの楽しみもある。取材班が訪れたのは半袖でも過ごせる程暖かい秋の日。エクスプローラーズ・ラグーンでは、水着姿の子供たちが浅いプールの中をかけまわり、水しぶきをあげてはしゃいでいた。ここだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいそう。
遊びに遊んでお腹が空いたら、エクスプローラーズ・ラグーンのとなりにある藁葺き屋根のエクスプローラーズ・カフェ・レストランへ。メニューはフィッシュ&チップスやチキン・ナゲット、パスタなどのありふれた内容だが、ボリューム、味、新鮮さ、どれをとっても満足。店内はディズニーランドを思わせるようなサファリ風の凝った内装で、普通のレストランと異なる雰囲気に、食事をしていた子供たちはウキウキの様子。また、晴れた暖かい日であれば、ベンチとテーブルが置かれたピクニック・エリアで持参のお弁当やカフェで売っているピクニック・ボックスを広げても気持ちがいいだろう。

ゴシキセイインコの餌やりでは、指3本でカップをしっかりと持ち、顔から離して固定しよう。

日英2大キャラクターにご対面!

トップハム・ハット卿のそっくりさんに出会えたら、一緒に記念撮影しよう
さて、お腹が満たされたところで、いよいよ2大キャラクターとご対面。
まずは、来年で生誕70周年を迎え、多くの男の子たちに長く愛され続けている英国生まれのキャラクター、きかんしゃトーマス。トーマス好きの子供が大喜びのトーマス・トレインに乗りに行こう。動物のそばを通過したり、周辺の田園風景を眺めたりしながら、ゆったりと走ること約5分。子供の後をあちこちついてまわる大人たちにも束の間の休息時間になるだろう。無料で乗り放題というのも大人にとっては嬉しいところ。走行中に出会うトーマスの友達もお見逃しなく。また、トーマスの物語に登場するソドー鉄道の局長であるトップハム・ハット卿(The Fat Controller)のそっくりさんがお目見えするイベントもあるので、トーマスファンは要チェックだ。
そして女の子が一度は憧れるキャラクターと言っても過言ではないのが、我らが日本発の世界的人気キャラクター、ハローキティ。発展を続けるドゥルシラス・パークの最新のアトラクションとして増設され、今年5月にオープンしたのがキティ一色のミニテーマパーク「Hello Kitty Secret Garden」。入口ではガーデンハウスのベンチに座ったキティ人形がお出迎え。公式プロフィールの身長であるリンゴ5個分よりも二まわり程大きめのキティに、思わず「カワイイ〜」を連呼してしまいながらベンチに座って一緒に記念撮影。筆者もついついテンションアップ。

キティのカー・ライドは想像以上にスピード感があってビックリ
ワクワクしながらゲートをくぐると、まず目に入るのがキティの形に刈られた植木やピンク色の花々が咲き誇る花壇。ピンク色を基調にしたエリア内はまさに「女の子の夢の国」! アトラクションは3つあり、すべてメルヘンチックなキティ柄。キティとダニエル(キティのボーイフレンド)がくるくるまわるティーカップ、キティ型のカー・ライド、急上昇、急降下を繰り返すホッパー・ライド。どれも子供向けの小さめの乗物だが、大人も乗車可能で何度乗っても無料なので、子供と一緒にメルヘンの世界を楽しみたい。
シークレット・ガーデンのゲートの向かいには、「Hello Kitty House and Beauty Parlour」(オープン期間は次頁を確認)があり、パーラーではフェイス・ペインティングやシールタトゥーが楽しめる(別料金)。またハウス内のキティのベッドルームでは、キティと一緒に写真撮影が可能(無料)。日本のサンリオピューロランドまで行かずとも、サセックスでキティと会えるとは感激。ただ、キティに会えるのは年間20日のみなので、お出かけ前にウェブサイトで日程を確認しておこう。
そして楽しい時間の締めくくりはショッピング! ショップはパーク内に2ヵ所。トーマス・トレインのそばには動物のぬいぐるみなどの動物園らしいお土産が買えるショップ。きかんしゃトーマスとハローキティ専門のショップは帰宅しようとする人々を出口の近くで待ち構えるようにして建っているので、思わず店内に吸い込まれてしまう。専門店の左半分はブルーのトーマスワールド、右半分はピンクのキティワールド。英国でももちろん様々なお店でトーマスやキティグッズが買えるが、ここは種類が豊富。おもちゃや文具から衣服やインテリア用品まで、ありとあらゆる商品がそろう。筆者もお土産にキティとミミィ(キティの双子の妹)のフィギュアとおもちゃを購入。ここでの買い物なら子供たちも「早く帰ろうよ〜」とは言わないはず。
動物を観察しながらズーリンピックスで体力試し、プレーエリアで思う存分身体を動かした後にキャラクターの世界で夢の時間を過ごせば、楽しい時間はあっという間に過ぎていくだろう。季節ごとのイベントも盛りだくさんで、クリスマスにはパーク内がイルミネーションで飾られ、サンタクロースもやってくる。ワクワクするものをギュっと詰め込んだ宝箱のような小動物園に、この冬のホリデー休暇、週末に是非足を運んでみてはいかがだろうか。

大人も楽しみたい!

英国ワインの楽園 イングリッシュ・ワイン・センター

近年国際的なワインの品評会で高い評価を得ている、英国産ワイン。そんなワイン界の注目株である英国産ワインがずらりと並ぶ「イングリッシュ・ワイン・センター」がドゥルシラス・パークの2軒となりにある。
マイケルの弟クリストファー夫妻がオープンした同店内に並ぶワインは、選び抜かれた英国産ワインのみ。英国ワインのスーパースター的ワイナリーであるウェスト・サセックスのナイティンバー(Nyetimber)、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚披露宴でも振る舞われたケントのチェペル・ダウン(Chapel Down)、地元イースト・サセックスのワイナリーであり数々の賞に輝くリッジヴュー(Ridgeview)など、英国産ワインの代表格といえるワイナリーの高級品から10ポンド前後で購入できる手軽なものまで、その数100種類以上! きっとお気に入りの1本が見つかるはず。
また、ショップ内にはファーム・ハウス風の可愛らしいレストラン「The Flint Barn Restaurant」=写真下=が併設されており、地元産の食材をふんだんに使った伝統的な英国料理が供される。動物園のすぐ近くにあるだけあり、もちろんお子様も大歓迎とのこと。料理にピッタリの英国ワインと共に、英国の味を堪能してみたい。
ちなみに、毎月第1土曜にはワイン・テイスティングが開催されており、7種類のワインをテイスティングした後、同レストランでワイン付きのランチが楽しめる(料金は41.25ポンド、要予約)。
車の運転を気にせずに思う存分ワインを飲みたい! という人は、2011年にオープンした同敷地内にあるホテル「Green Oak Hotel」に宿泊すれば、帰りを気にせずにたっぷりのワインと晩餐(ディナーは金・土曜のみ)に舌鼓を打つことができる。ちなみにドゥルシラス・パークと同センターの間にも、藁葺き屋根の素朴なB&B「Dawes House」があり、温かいサービスと新鮮な朝食が評判だ。
動物園で思う存分遊んだ後にワインで乾杯し、ホテルで心地よい眠りにつけば、家族全員文句なし! 翌日はセブンシスターズまで足を伸ばしてみるのもいいかも。時には、こうした週末を過ごしてみるのも一案だ。

The English Wine Centre

火〜日曜・・・・午前10時〜午後5時

The Flint Barn Restaurant(The English Wine Centre内)

火〜日曜・・・・ランチ  昼12時〜午後3時
金〜土曜のみ・・・・ディナー 午後6時30分〜

www.englishwine.co.uk

必見の動物たちを一部ご紹介! ドゥルシラス・パーク概略図


❶ミーアキャット
❷リスザル
❸コウモリ
マダガスカルの東、インド洋のロドリゲス島にいるロドリゲスオオコウモリ。日中も活動するので、羽を大きく広げて飛ぶ姿も見られる。臭いは強烈だが、主食はマンゴーなどのフルーツ。

❹フラミンゴ
❺ペンギン
❻ゴシキセイインコ

❼キツネザル
❽ラマ&アルパカ
❾プレーエリア
このほかにも、砂場での宝探しやバルーン式の滑り台、ウォール・クライミングなども体験できる(年齢制限等あり、有料)。

❿トーマス・トレイン
⓫エデンズ・アイ・メイズ
聖書に登場する、アダムとイブが暮らした理想郷「エデン」。その地にある伝説の「黄金のリンゴ」を求めて、古代遺跡を模した迷路を探検できる(無料)。
⓬ハローキティ・ティーカップ

Travel Information

※2014年11月18日現在

ドゥルシラス・パーク Drusillas Park

Alfriston,
East Sussex
BN26 5QS
Tel: 01323 874100
www.drusillas.co.uk

開園時間
冬期・・・・午前10時〜午後5時
夏期(サマータイム)・・・・午前10時〜午後6時
※12月24日~26日は休園。
入場料
オンライン価格・・・・£11.50〜£15.50
当日価格・・・・£13.50〜£17.50
※2歳未満無料。ファミリー割引等あり。入場料は時期により変動するので、事前にウェブサイトにて要確認。
アクセス
車:ロンドン中心部からは、ブライトン方面へ南下。M23からA23を走り、A27へと左折し東へ。所要約1時間45分。
電車:ロンドン・ヴィクトリア駅からイーストボーン行きの電車に乗り、Polegate駅で下車。約1時間20分。駅から124番のバスで約15分。Drusillas Corner下車。

■Thomas & Friends

冬期・・・・午前11時~午後4時15分
夏期(サマータイム)・・・・午前11時~午後5時45分

■Hello Kitty House & Beauty Parlour

House のオープン期間:
Hello Kitty Meet and Greet(キティに会えるイベント)の開催日。キティに会えるのは年間20日のみ。そのチャンスが来週末やってくるのでお見逃しなく!
次回は11月29日(土)午前10時30分~午後3時45分。
Beauty Parlourのオープン期間:
イースターから9月末までの期間の土・日曜。この時期のイースト・サセックスのスクール・ホリデー期間中は毎日オープン。

■クリスマス・イベント

キティによるイルミネーション点灯・・・・11月29日(土)午後4時30分
※クリスマス・イルミネーションは、2015年1月4日(日)まで。サンタクロースに会えるクリスマス・コテージでは、サンタと一緒に写真撮影した後、プレゼントももらえる(別料金)。クリスマス・コテージの日程はウェブサイトで要確認。

週刊ジャーニー No.857(2014年11月20日)掲載