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■ 第198話 ■ユーチューブの闇

▶「旧約聖書」の話から、急遽1回脱線する。国際政治ユーチューバー及川幸久(おいかわゆきひさ)氏のチャンネルが先週、突然BAN(停止処分)された。「人物BAN」という最も厳しい処分で、要は及川氏個人をユーチューブから永久追放するというものだ。及川氏はかつて外資系金融機関に勤務し、ロンドンに駐在していた時期もある。反グローバリストの立場を明言し最近ではワクチンに関する疑惑やウクライナ、ガザ紛争等の裏事情などを積極的に配信していた。大手メディアが触れたがらない核心を突いた情報にいつもハラハラしていたが、その懸念が現実となってしまった。及川氏は今後、X(旧ツイッター)で配信を継続していくという。応援したい。

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▶私もユーチューバーの一人だ。「英国ぶら歩き」のチャンネル名で100本以上の動画を制作して来た。しかし2年前の夏以降、活動停止中だ。ユーチューブ、そしてユーチューブを所有するグーグルの運営に疑問を感じたからだ。最後の動画はワクチン開発に成功し、天然痘撲滅の道を開いた英国人医師エドワード・ジェンナーの生涯を取り上げた。ところが再生回数が全く伸びない。ユーチューブには毎日世界中から数千万の動画が届く。見られるかどうかは全てユーチューブがお薦めに押すかどうかにかかっている。彼らに不都合な内容であれば人の目にほとんど触れることなく砂漠の一粒となる。巷では「コロナ」や「ワクチン」は今ユーチューブで最も言葉に出せないワードと言われている。もう一つ、広告収益不適格に分類された動画がある。19世紀末の連続殺人事件「切り裂きジャック」を扱ったものだ。動画には「ユダヤ人」という言葉が2度登場する。それだけだ。初めは短い動画が推奨された。ところが後により収益を得たいなら8分以上にせよと言われた。今はTikTok対抗のためか、ショート動画を作れと迫って来る。全て向こうの都合だ。

及川幸久氏
Xから配信中の及川幸久氏ですが、何か?

▶「英国ぶら歩き」で使用しているBGMは全曲ライセンス料を支払った正規のものだ。しかし投稿から何年も経った今も時折、著作権侵害の申し立てを受ける。ライセンスを提出することで申し立ては取り下げられていたが、今年になって却下される例が相次いだ。7件ほどで敗北し収益は音楽の著作者に払われるという不可解な処分が下された。一方で芸能人の暴露話を提供するガーシー氏には放置どころか多額の報酬を払い、むしろ煽った。また「迷惑系」や「私人逮捕系」等の犯罪的動画も社会問題化するまで放置。テレビ番組が閲覧できるのは嬉しいが、ほとんどが違法なアップロードだ。しかしこれらはなくなるどころか「もっとやれ」と言わんばかりに広告をつけて煽る。運営側の「倫理基準」がさっぱり分からない。裏での不透明で不当な攻撃に辟易した。


▶及川氏は最近、米政権の陰で暗躍する組織の動向を明かしていた。そしてユーチューブを永久追放された。グーグルで及川氏追放の記事を検索しても何も出て来ない。同じ穴の狢だから当然だ。アメリカで同様の発言を繰り返していたタッカー・カールソン氏もFOXニュースを解雇された。邪魔者たちを追放したのは同じ連中だと考えてよい。市場独占でユーチューブはいつの間にか権威となった。自分たちに都合の悪い情報を発信する者は排除される。これが民主主義、表現の自由の現実だ。とてつもなくどす黒い闇の存在を感じて震えている。怖いので次号に続かない。脱線ごめんね。

JEMCA
Kyo Service
J Moriyama
ジャパンサービス
らいすワインショップ
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奈美デンタルクリニック
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週刊ジャーニー No.1320(2023年12月7日)掲載

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