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■ 第72話 ■よみがえった陰謀論

▼昨年の2月頃、新型コロナウイルスは中国、武漢のウイルス研究所で作られ、それが外部に漏れたとする報道があった。しかしそれはすぐに陰謀論とされ、酒の席で語っても「どうせ陰謀論だろ」と一笑に付されるようになった。さらにフェイスブックやユーチューブでは「陰謀論」を示唆するような投稿は削除されるようになった。ウイルスは動物(コウモリ)からヒトに感染して拡散したとする説が本流となった。ところがこのところ、アメリカやイギリスのメディアが「ウイルスは人工的に作られたものでそれが何らかの理由で外部に漏れて世界に拡散した」と前言を撤回し始めた。手の平クルリのメディアはほとんどが昨年春、武漢からの流出説を陰謀と決めつけ、むしろ陰謀論を語る政治家や専門家を激しく攻撃していたメディアばかりだ。一体何があった?

▼日本の大手メディアがなかなか報じてくれないので、ユーチューブやニコニコ動画で情報を発信している国際情勢ユーチューバー、及川幸久氏などの動画を参考にしている。彼らの考察が事実であると仮定するならば新型コロナウイルス(Covid-19)は人の手によって作られたものということになる。もしかしたらこれは「パンドラの箱」であり、表に出してはいけないとてつもなく危険な情報なのかもしれない。村新聞ジャーニーとは言え、ちゃんとしたニュースページで扱うにはまだ情報が少な過ぎて危険なので、薄っぺらくて嘘くさいと評判の当コラムに白羽の矢が立てられた。仕方がないのでワシントンポストやデイリーメールといった英米のメディア報道等も含めてさっくりまとめて期待通り薄っぺら~に語る。テムズの底に沈められませんように...。

▼アメリカにアンソニー・ファウチ氏という著名な免疫学者がいる。ファウチ氏は今後発生するであろうパンデミックに備え、あえて人工的に強いウイルスを作る「機能獲得(gain of function)」と呼ばれる実験を繰り返していた。それに対するワクチンの開発も先取りできるとする考えだ。それがあまりに危険なものであったため米政府は実験を中止させた。ところがファウチ氏はこれを諦めず、実験継続の道を模索した。知り合いだったピーター・ダザック氏という英国籍の動物学者に相談した。ダザック氏はファウチ氏に武漢ウイルス研究所を紹介。ファウチ氏は武漢研究所に「機能獲得」の実験継続を委託した。

ファウチですが、何か?

▼今回のウイルス騒動に関するWHOや米政府、そして中国など、登場人物全てに何かスッキリしない残尿感に似た気持ち悪さを感じている。今年1月、ウイルス発生源の解明に向けてWHOが武漢に調査チームを送ったが、さほどの成果を上げずに帰国した。その調査チームの中に、前出のピーター・ダザック氏が含まれていたとする報道がある。残尿感に便秘の苦しみが追加されたような気色悪さだ。

▼6月7日付のデイリーメール(電子版)は、「新型コロナウイルスには自然界ではほぼ起こらないゲノム配列が見られる」という米科学者2人の談話を掲載した。ウイルスに人の手が加わっている可能性を示唆するものだ。恐ろしく危険なためアメリカでは禁止された「機能獲得」実験が英国人学者の仲介で武漢ウイルス研究所に委託され、これが何らかの理由で外に漏れた。だとしたらこれ、米英中合作の人工ウイルスってこと? 先に感じていた残尿感はこのせいか? こわいよー。突然の陰謀論復活に小鳥のように震える日々。テムズに沈められるのが怖いので次号には続かない。でも、チャンネルはそのままだぜ。

週刊ジャーニー No.1192(2021年6月10日)掲載

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