ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

妖精の花、イングリッシュ・ブルーベル

みなさんイングリッシュ・ブルーベルという花をご存知でしょうか。4月から5月にかけて咲く、その名の通り青い釣鐘型をした小さな花です。森に群れて咲くその姿は、かわいらしくも神秘的で「妖精の花」といわれています。

英国の庭や日本でみかけるブルーベルは外来種との交配種。原種、自生のイングリッシュ・ブルーベルは近年、急激にその数を減らし保護植物に指定され法律で守られています。「イングリッシュ・ブルーベルが咲く森は古い森」なんだそうで、調査の指標にもなっているようです。

私はロンドン北東部にあるエッピングフォレストで自生するイングリッシュ・ブルーベルの青い絨毯に遭遇! 感激でした。

現在、生命力の強いスパニッシュ・ブルーベルに生息地を奪われつつあるイングリッシュ・ブルーベル。写真の中で色のうすい背の高い花。これは外来種のブルーベルです。ここももうすぐ外来種のブルーベルにとってかわられるかもしれません。

他にも「イングリッシュ・ブルーベルが咲く場所には妖精が住む」「イングリッシュ・ブルーベルは妖精が織ったカーペット」といった素敵な表現を英国の人たちはしてきたそう。妖精とイングリッシュ・ブルーベルが住むことができる古い森を守っていきたいですね。

自生のイングリッシュ・ブルーベルは生息地が限られていますが、ロンドンでは「ハイドパーク(Hyde Park)」や「キューガーデン(Kew)」、ハートフォードシャーの「アッシュリッジ・エステート(Ashridge Estate)」などでその姿を見ることが出来ます。(編集部Y)

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