ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
老舗デパート「リバティ」のカフェでティーケーキを食べた
ロンドンの老舗デパートのひとつ「リバティ(Liberty)」。可愛らしい小花柄の「リバティ・プリント」商品でよく知られる同店ですが、今回はショッピングではなく、その2階にある「Cafe Liberty」に行ってきました。
営業時間は午前10時~午後6時まで(日曜は正午~午後5時)。カフェ内は、特別に凝ったインテリアで飾られているわけではありませんが、窓が大きく明るい雰囲気。スタッフも快活でよく動き回り、テキパキとサービスしてくれるので快適です。
クリームティー(いつでも注文可)やアフタヌーンティー(平日午後3時~6時&日曜)も楽しめますが、今回はティーケーキ(Toasted Tea Cake、£4.95)とパッションフルーツ・ティー(£3.95)を注文。「ティーケーキ」と聞いて、紅茶用あるいは紅茶風味のケーキを想像した人は、上の写真のような「こんがりトーストされた丸く平たいパン」が運ばれてきてビックリするかもしれませんが、これがティーケーキです。フルーツがたくさん入った熱々のパンにバターをたっぷりと塗り、マーマレードorストロベリー・ジャムをのせて食べます。
リバティは東洋の装飾品・織物などを販売する店として、1875年にオープン。当初はリージェント・ストリート沿いに建っていましたが、1924年に現在のカーナビー・ストリートに隣接する場所に移転しました。当時から変わらない木造建築の店内は、バルコニー形式の吹き抜けが特徴。ガラスの天井からは、外光が降り注ぎます。ちなみに、店内で使われている木材は、19世紀に航海していた英海軍の軍艦の一部を使用しているのだそうですよ! (編集部 K)