ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
ロンドンを彩る、クリスマス・イルミネーションを楽しもう!

クリスマス・ムードを盛り上げる冬の風物詩、クリスマス・イルミネーション。ロンドンでは、毎年11月にまずオックスフォード・ストリートのイルミネーションが点灯され、次にカーナビー・ストリート、リージェント・ストリート、そして12月初旬にトラファルガー広場のクリスマス・ツリーの点灯式と、順次にライトアップされていきます。クリスマスまで、あと約2週間。今回は、街中を飾るイルミネーションをいくつかピックアップしてみました。
ストリート・イルミネーション

リージェント・ストリート
今年のイチオシは、なんといってもリージェント・ストリート。リージェント・ストリートに初めてイルミネーションが登場した時(1954年)の「天使像」をモデルにした新作です。まるで立体作品のようなアーティスティックなデコレーションで、青から金色へと色を変えながらキラキラ輝く様子は「華やか」のひと言! 逆に、オックスフォード・ストリートは3年連続で同じイルミネーション。来年は、もう少し頑張ってほしいです…。

カーナビー・ストリート
毎年ポップなイルミネーションが登場する、カーナビー・ストリート。今年は、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアムで開催中のエキシビション「You Say You Want a Revolution? Records and Rebels 1966 - 1970」とのコラボです。

ストランド
トラファルガー広場からシティ方面へとのびる大通りストランドに、昨年クリスマス・イルミネーションが初登場。今年も飾られたものの、昨年と同じデコレーションだったので、ちょっとガッカリ。
クリスマス・マーケット

ウィンター・ワンダー・ランド
美しいイルミネーションやクリスマス気分を楽しめる場所は、ストリートだけじゃない! ぜひクリスマス・マーケットにも行ってみよう。絶対に外せないのは、ハイドパークの巨大移動式遊園地「ウィンター・ワンダー・ランド」。10周年を迎える今年は、アイス・リンクへとつながる光のゲート「The Luminaires」などもお目見えして、キラキラ感がパワーアップしています。

サウスバンク
テムズ河沿いに毎年登場する「Southbank Centre Winter Festival」のクリスマス・マーケット。たくさんのフード・ストールが並び、夜でもにぎやかな雰囲気。間近に見えるロンドン・アイが、さらに華やぎを添えています。

レスター・スクエア
今年、レスター・スクエアに新たに出現したのが「Christmas in Leicester Square」。ハイドパークやサウスバンクのクリスマス・マーケットに比べると、かなりこぢんまりとしていますが、ロンドン中心部というのが最大の魅力。
アイス・リンク

自然史博物館
そして、もっとも気軽にできる冬のスポーツといえばアイススケート。11月下旬から、サマセット・ハウス、サウス・ケンジントンの自然史博物館、ロンドン塔など、ロンドン各所にアイス・リンクが設置されます。サマセット・ハウスにはフォートナム&メイソン提供のクリスマス・ツリー、自然史博物館にはスワロフスキー提供の大きなクリスマス・ツリー(写真)が飾られています。

ウェストフィールド・ショッピングセンター
そのほかにも、ウェストフィールド・ショッピングセンター内にもアイス・リンクがあるので、買い物のついでにちょっと体験してみることも可能。事前予約も必要ないし、雨天でもOK、屋内なので顔や手足が冷え切って…ということもありません。 一生に一度しか見れない2016年のクリスマス・イルミネーション、機会があればじっくりと見比べてみてくださいね。(編集部 K)