ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
「ハウス・オブ・フレイザー」のファンシー・ティールーム
本誌、週刊「ジャーニー」のオフィスは、オックスフォード・サーカス駅から徒歩5分ほどの場所にあります。オフィスでランチをとった後、気分転換にカフェでコーヒーでも…と思っても、どこも混み合っていることが少なくありません。そんなときに時々足を運ぶのが、オックスフォード・ストリート沿いにあるデパート「ハウス・オブ・フレイザー(House of Fraser)」の最上階のティールーム「The Tea Terrace」。子ども服売り場を通り抜けた奥にあり、白、ピンク、水色を基調とした女性好みのファンシーな雰囲気です。
気付きにくい場所にあるためか、テーブルが空いていないということは、ほとんどありません。時間を気にせず、ゆっくりと過ごせる穴場です。営業時間は、月~土曜:午前9時半~午後9時まで(日曜は正午~午後6時まで)。ケーキやスコーン、サンドウィッチといった定番カフェメニューのほかに、朝食やランチ、グルテン・フリーのディナーメニューもそろっています。今回は、季節はずれながら大好きなデザート「イートン・メス」(£5.95)と「ホワイト・ペア&ジンジャー・ティー」(£3.85)を注文。
天井に飾られているシャンデリアをよーく見ると、なんとスプーンでつくられていました!
イートン・メスは、クリーム、メレンゲ、イチゴを混ぜてつくられる、初夏のイングランドの伝統デザート。イートン校のクリケットの試合で供されるデザートが発祥とされています。そして、テーブルに運ばれてきたのは…大きなパフェ! 底にメレンゲが隠れていましたが、ほぼ生クリームだけでした。イートン・メスがお好きな方、ここでの注文はちょっと考え直した方がいいかもしれません…。ちなみに、食器はすべてロイヤル・アルバートで統一されています。カフェのオーナーのこだわりなのだとか。クリームティーやアフタヌーンティーも楽しめます。ロンドンには、このオックスフォード・ストリート店のほか、ヴィクトリア店もあります。(編集部 K)
5th Floor, House of Fraser, 318 Oxford St London W1C 1HF
