ノーフォーク公爵が住む、アランデル城に行ってきました

ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ノーフォーク公爵が住む、アランデル城に行ってきました

 

ロンドン・ヴィクトリア駅から、電車で南へ1時間半。アランデル(Arundel)駅から15分ほど歩いていくと、町の中心部に到着します。アランデルは小さな町ですが、アンティークショップや可愛らしいカフェのほか、アラン川沿いには眺めのいいフットパスもあり、川越しにアランデル城を見つめながら、のんびりと散策や高速ボート、カヌーの試乗体験などを楽しめます。

町を見下ろす高台に建つアランデル城の起源は、11世紀にまでさかのぼります。ノルマンディ公ウィリアムがイングランドを征服し、ウィリアム1世として国王に即位した折に、臣下のアランデル男爵にこの地を下賜。男爵は、建造した城を「アランデル城」を名付けました。現存する城は、18~19世紀に大規模な改修が行われています。

 

 

 

16世紀以降、アランデル城は英国の公爵位の中で最古参とされるノーフォーク公爵一家が暮らす城となっています。ノーフォーク公爵家は、ヘンリー8世によって行われた英国国教への改宗に賛同せず、今もカトリック信仰を守っているため、公開されている城内のステートルームには公爵夫妻とローマ教皇の写真がたくさん飾ってありました。

ちなみに、エリザベス1世を生んだ、ヘンリー8世の2番目の妻アン・ブーリンの母親と、5番目の妻キャサリン・ハワードの父親は、第2代ノーフォーク公爵の子どもで、2人は姉弟にあたります。権勢を極めた一族の出身ながら、アン・ブーリン、キャサリン・ハワードともに姦通罪に問われてロンドン塔で処刑されるという、悲しい最期を迎えました。


7月21日(火)~26日(日)まで、中世の馬上槍試合を再現した「International Joust Competition」がアランデル城内で開催予定! 週末の日帰り旅行に訪れてみては? (編集部 K)

 

Arundel Castle & Gardens
Arundel, West Sussex BN18 9AB
www.arundelcastle.org