ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート |
| Carsten Höllerのエキシビションが、面白い! |
9月6日までサウスバンク・センターのヘイワード・ギャラリーで開催中の「Carsten Höller: DECISION」へ行ってきました。カーステン・ハラ氏(Carsten Höller)は、鑑賞者体験型のインスタレーションを手がけることで知られる、ベルギー生まれのアーティスト。2006年のテート・モダンでのエキシビションでは螺旋状にねじれた滑り台を展示し、2008年にはプラダ財団の協力を得て、アート・プロジェクトの一環として期間限定のパーティー・スペースをエンジェル駅近くに設けたことでも話題になった人物です。 エキシビションの入場口を進むと、現れるのは2つの入り口。どちらかを選択(エキシビションのタイトルどおり決断)して進みます。この時点で来場者はすでに作品の一部にいます。その名は「Decision Corridors」。それぞれの入り口の奥に暗闇の通路が続いていて、自分の選んだ道を他の来場者の足音と壁を頼りに進みます。何も見えない通路は途中で曲がっている箇所があるなど案外長く、途中で自分の決断に対し不安にもなりました…。これも作者の狙い? キノコが浮かぶ明るい部屋へたどり着いたときには、その奇妙な光景にさえも安堵感を覚えました。 「Flying Mushrooms」と呼ばれる作品です。
動くベッド「Roaming Beds」は1分間に0.9メートル動くというもの。朝起きたらどこにいるのかわからない…その不確実さを楽しむ作品です。体験してみたい人は別途予約が必要です。2つのベッドが会場内を地味に動いていました。
来場者が一列に座って並び、「The Forests」を体験中。頭につけているのは3Dのヘッドセットで、暗くて雪のふる森の様子が映し出されていたかと思うと、次第に右と左の映像が変わっていくというもの。集中して見ていると、頭がクラクラしてしまいました。汗
来場者を戸惑わせていたのは、「Upside Down Goggles」。上下逆さまになったように見えるゴーグルを着用して歩き回ることができます。皆一様に頼りない足取りです。この作品の元になったのは、1890年代にアメリカの学者が行った実験なのだとか。その実験では8日間逆さに見えるレンズを着用して過ごした後、レンズを外すといくつかの物体は逆さのまま認識されたのだそうです。
「Two Flying Machines」では、スーパーマンになったような気分で空を飛ぶ感覚が味わえるはず…。怖くて体験できませんでした。。。
一番楽しみにしていたのはこの巨大な滑り台「Isomeric Slides」です。想像以上にカーブのスピードが速い! 思わずギャーっと叫び声をあげてしまいました。これがギャラリーの出口を兼ねており、ここで終了です。滑ったら後戻りはできないので、あらかじめすべて見終わったことを確認してから、滑ってくださいね。
Carsten Höller: DECISION |










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