ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ハロルド2世が眠る、緑豊かな「Waltham Abbey」

アングロサクソン人最後のイングランド王・ハロルド2世が眠る『Waltham Abbey』に行って来ました。

1066年、現在のイギリス王室の開祖となるノルマン王朝が誕生するきっかけとなったヘイスティングズの戦い。その戦いに敗れ、アングロサクソン人最後の王となったのがハロルド2世。これにより北方系ゲルマン人がイングランドを支配することとなり現在の王室へとつなっがていきます。

ヴィクトリア線Tottenham Hale駅からBRに乗り換え北方面に15分。人気のない「Waltham Cross」の駅を降り、ここに本当にそんな場所があるのかしら?と不安になりながらも幹線道路をひたすら歩いていくと、突如緑にあふれたWaltham Abbeyの教会が現れます。

1060年に完成したという装飾が控えめで、どっしりとした、威厳と時間の経過を感じる外観。

最後のアングロサクソン・イングランド王が眠るこの場所は、イングランドで最後に解散した修道院の地でもあるそうです。

教会は今も利用されているものの修道院は崩され、壁を一部残すのみ。ですが、その範囲からかなりの規模であったことが伺えます。唯一形を残していたのが、修道院の門と鉄格子がはめられた牢屋のような石造りの空間。何に使われてた場所なのでしょうか。

これがハロルド2世が眠る場所。ちょうど教会の裏手になります。近年修繕したため墓自体は真新しいですが、Harold stoneと呼ばれる墓石は当時のもののようです。

Waltham Abbeyにはテムズ河まで続くリー川(River Lea)があり、水に恵まれた緑豊かな場所。周辺を時間をかけてゆっくり散歩するのもよさそうです。(編集部Y)

Waltham Abbey教会
Highbridge Street, Waltham Abbey EN9 1XQ