ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ソーホーに日本がテーマのレストランが登場!

ロンドンのソーホー・中華街の一角で長らく人々の目を引き続けていた「イチバンズ Ichibuns」の看板。新しい何かができそうな予感がぷんぷんと漂っていましたが、いよいよ9月8日レストランがオープンしました。 「Ichibuns」のつづりから、ロンドンで人気の中華バンズのお店かなーと想像していましたが、ふたを開けたらまったく違い、料理は日本食を英国人の好みに合うように(?)にアレンジ、内装は日本文化を多角的に捉えたものに仕上がっていました。これまで日本食レストランの経営に携わってきた英国人が新しく立ち上げたとのこと。


3フロアにわたる店内のインテリアは、コンテンポラリー・ジャパニーズのレストラン「Zuma」を手がけたことで知られる村松功勝氏率いるStudio Glitt。昭和映画のポスターから、漫画、パチンコ、レトロな看板にいたるまで、遊び心たっぷり! それぞれの階によって雰囲気も少しずつ異なります。


1stフロアからグランドフロアにかけてぶら下がるきれいな風鈴のオブジェがあったかと思えば、地下にはパチンコ台が壁ぎっしりに並んでいたり、漫画が天井に隙間なく張られていたり。


外国人が日本を旅すると、こんなところに目がいくのだろうなーと改めて実感。店内をウロウロしながら、気づけば外国人目線で日本を旅するような感覚に陥っていました。

メニューには、おつまみ、巻き寿司、春巻き、ラーメン、バーガーなどが並び、すべて紙皿を利用したストリート・フード・スタイル。なので、すべて持ち帰り可能な上、お値段はロンドン中心部にしてはカジュアル価格。 おすすめはWagyu Cheeseburgerの春巻き(上の写真の右側/5ポンド)! え? バーガーで春巻き? と混乱しますよね。でも口に含むと確かにそんなネーミングがぴったりの味。ビールが進みます。

上の写真は、スノー・クラブ巻き寿司(5ポンド)。Zumaでヘッド寿司シェフを務めたKazutoshi Endo氏監修のもと寿司が作られていることもあり、美味! 細かく削られたゆずの皮が全体に振り掛けられ、香り高く、食べる前からワクワクしました。

こちらはキング・クラブ・ラーメン(11ポンド)。しょうゆベースのスープは少量で、その分、濃い味付け。その「濃さ」だけが際立ち、ちょっと残念な味わいでした。英国人にこれがウケるのか、気になるところです。

ゆず、日本産ウィスキーなどを使ったカクテル、日本のビールもあり。カクテルはすべてプラスチックのカップに入れてふたが閉められ、食事同様にこちらもすべて持ち帰りが可能なようにできているのだそうです。 料理の味には当たり外れはありますが、内装は一見の価値あり! 適度な距離感のサービスも好印象だったので、おつまみ&お酒で再訪したいと思います。(編集部N)

ICHIBUNS SOHO
22 Wardour Street, Soho, London W1D 6QQ
http://ichibuns.com/

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