ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

I Love ya! ミュージカル「Annie」を鑑賞してきた

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ピカデリー・シアター(Piccadilly Theatre)で公演中のミュージカル「Annie」を鑑賞してきました!
「Annie」は、米作家、ハロルド・グレイによる新聞連載漫画「Little Orphan Annie」を原作にして製作されたミュージカルで、1977年にブロード・ウェイで公演して以来、世界各国で愛され続けているミュージカル。
日本でも1978年に日本版として初公演されて以来、現在に至るまでロングランを続けており、毎年主演のアニーを目指して過酷なレッスンやオーディションに挑む子供たちの追ったドキュメンタリーがテレビで放映されています。日本の「アニー」というと、どうしてもあのオーディションの子供たちの姿を思い出す人も多いのではないでしょうか。

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ウェスト・エンドでは今回3回目となる再演。今回の話題は何と言っても、孤児院の院長であるミス・ハニガン役を、コメディアンで女優のミランダ・ハートが演じていること!(ミランダのミス・ハニガン役は9月17日まで)
BBC1でも冠コメディー番組「Miranda」を持つほどの国民的コメディアンのミランダがミュージカルに出演するのは今回が初めて。

冒頭の孤児院の大部屋のシーンで、ミランダが登場すると、観客は大声援を送っていました。やはり、英国を代表するスターが登場し、ミランダの低く迫力のある声が響きわたると、ステージが一気に華やかになりました。ミュージカルなので、当然ミランダの歌とダンスも披露されましたが、役柄が飲んだくれのいじわる院長なので、ダンスも歌もいつも酔っ払い調。普段から特有のシニカルでブラックなコメディアンである彼女に見事なはまり役。

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もちろん、物語の主人公は孤児のアニーと子供たち。アニーというと、赤毛のカールヘアの印象でしたが、今回は赤毛のお下げ髪のアニーが、元気いっぱいにステージをかけまわり、「これぞアニー!」という見事で可愛らしい歌声を披露してくれました。
孤児役の他の子供たちも含め、一生懸命に演じている子供たちの姿を見るだけで、何を言っているかよくわからなくてもうるっとしてしまいました。

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いじわるな院長の下、劣悪な環境の孤児院で、自力で両親を探すことを諦めないず、両親を探し続けながらも、養子に出された富豪の実業家のもとで、まわりの人々と信頼関係を築いていくアニー。まっすぐで純粋な子供たちの魅力と、憎らしいミス・ハニガンやアニーをとりまく心優しい人々、思わず口ずさんでしまう聞きなれた楽曲と、とにかく心温まるミュージカルでした。(編集部H)

現在、ウェスト・エンドでは、大人ひとりに対して子供ひとり分のチケットが無料になる「Kids Week」を開催中。
「Annie」のKids go freeチケットは売り切れてしまいましたが(上記のウェブサイトから購入すると子供半額)、他にも家族で楽しめるシアター・チケットを販売中!