2月19日に発表された変更案についてーその2ー

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VOL.35

2月19日に発表された変更案についてーその2ー

Q ブレグジット(2021年1月1日)に向けて発表された、移民法の変更案の主要なポイントは?
A

前回、本欄を掲載した3月5日号が発行された日は、英国で新型コロナウイルスによる初の死者が出た日でもありました(これにさきがけ、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号上で感染した英国人乗客が亡くなったニュースも英国民に大きな衝撃を与えましたが)。あれから約1ヵ月のあいだに、英国でもこれほど感染被害が拡大するとは誰が想像したでしょうか。イベントの中止、学校の一斉休校に加え、ついにレストラン、パブやバー、ジム、劇場、一般店舗の多くも閉鎖され、ロンドン中心部は閑散としています。1日も早い終息が待たれますが、このウイルスとの厳しい戦いはまだまだ続くようです。読者の皆さんが無事に乗り切られることを願うばかりです。
さて、新型コロナウイルス問題で、ブレグジット関連の話題が報道される頻度は大幅に減ってしまいました。しかし、来年1月1日のブレグジット実施日は着実に近づいています。2月19日にホーム・オフィス(内務省)より、移民法の変更案について重大発表があったことは前回、お伝えした通りです。これらはすべて「案」であるため、さらなる調整・変更が加えられる可能性があるだけでなく、実施されるかどうかの確証はありませんが、今回も引き続き主要なポイントを取り上げることにしましょう。

◆「Highly Skilled Worker」について
現ポイント制システム(Points-Based System)内のTier 1ビザに関連した変更案。文字通り、高い能力や才能、技術、経験などを備えた優秀な人材を英国に招くために設けられるビザ・カテゴリーといえる。

●現行の「Global Talent」は、今のところ日本人をはじめとする非EEA(欧州経済地域)国籍者のみが対象だが、ブレグジット以降は、EU出身者にも申請資格が与えれる見込み。
※EEA (European Economic Area)…EU加盟国に加え、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーもメンバーとなっている。

●2015年に廃止された、「Tier 1 General」に近いビザを新たに設ける見込み。申請にあたって、スポンサー企業が不要というビザで、学位、年齢、職歴などについて、合計ポイントが一定に達すれば申請資格が与えられる。ただ、「Tier 1 General」は、このビザの取得者が実際には「low skill」の就労者向けと定義される職に就くケースが多発したため、廃止された経緯がある。この点を防止する対応策が提示される必要がある。また、発行件数も限定される模様。

◆「Lower Skilled Worker」について
小売業、ヘルスケア、ホテル・ケータリング業、接客業などの分野では、EU諸国からの人手に頼ってきたところが少なくないが、英国はEU離脱後は、こうした「Lower Skilled Worker」と呼ばれる就労者を雇用するためのビザは設けられない見込み。ただし、農作物の収穫時には、臨時で外国からの人手を確保することを認める政策が取られる模様。

変更案について概要を記しましたが、まだ詳細が定まっていないものが多く、今後、さまざまな変更が加えられることが予想されます。不安や疑問を抱いておられる場合は、専門家にできるだけ早く相談されることを強くお薦めします。

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