ポイント制システムの基礎の基礎 その13

最新UKビザ情報

VOL.33

ポイント制システムの基礎の基礎 その13

Q Tier 2ビザ申請の第一歩はスポンサー・ライセンスの取得。そのスポンサーに求められる条件に追加された項目とは?
A

英国がEU離脱を選択した、2016年6月の国民投票から3年半余り。混迷が続いていましたが、強硬離脱派のボリス・ジョンソン氏率いる保守党が12月の総選挙で大勝利を収めたことが転機となり、1月31日、ついに英国はEUを離脱するに至りました。
しかし、これで一件落着となったわけではありません。今回、英議会と欧州議会で承認された法案には、今年末まで設けられている「移行期間」の延長は行わない旨が盛り込まれています。つまり、英国とEUのあいだで年内に自由貿易協定(FTA)などが締結されなかった場合、「合意なき離脱」と同じ状況になる恐れがあると、強い懸念が示されています。ジョンソン首相の思惑通りに事が運ぶのか、まだまだ目が離せそうにありません。また、EU離脱が現実のものとなったのをうけ、移民法についても本格的な動きが見られることが予想されます。今まで以上に積極的に情報収集に努め、的確な対応を心がけていきたいものです。
さて、4回にわたって昨年9月9日と10月24日に通達がなされた変更点のうち、主要項目を掲載しましたが、今回から、現ポイント制システム(Points-Based System)内の「Tier 2」(旧・労働許可証に相当)について再びお届けすることにします。おさらいとして、まずはスポンサー・ライセンス(Sponsor Licence)に焦点を当てることにしましょう。

Tier 2ビザで人材を雇用するには、申請を希望する企業が第一にホーム・オフィスからスポンサーとして認められなければなりません。スポンサー・ライセンス(Sponsor Licence)を取得して初めて申請の手続きに移ることが可能になります。EEA(European Economic Area=欧州経済地域)に属さない地域の国籍保持者(日本人など)が英国で居住する際、福祉手当をはじめとする公的資金に頼ることなく生活するための十分な給与を保障することが、企業(雇用主)=スポンサーの最も重要な責務のひとつです。 ライセンスは取得後4年間有効で、その後は更新を重ねて保持を目指すことになります。不法就労の撲滅に取り組むホーム・オフィスが行う移民法の改正の多くは、不法就労取り締まりの強化を目指すものであるのは当然のこと。それだけに、スポンサーに対するホーム・オフィスからの要求も厳しさを増しています。 昨年、スポンサーの責務について、さらに3項目、追加がなされました。その一つ目は次の通りです。
1)Tier 2およびTier 5カテゴリーのビザ申請時の資格となるスポンサー・ライセンスの取得は、ライセンス企業・団体に多大なる信用が付与されることを意味する。この信用とは、すなわちライセンス企業・団体がイミグレーションルール、ならびにスポンサー・ライセンスガイダンス、さらには英国法を遵守することに対して直接の責任を負うことを示す。
これまで、常識と考えられ明文化されたことがなかった事柄が、敢えて条件として追加されたことで、ホーム・オフィスの姿勢がさらに明確になったと言えます。これを守らないスポンサーには厳罰で臨むという意思表示と捉えるべきでしょう。あとの2項目については、次回、取り上げることにします。

スポンサー・ライセンスの取得と維持には、緻密な準備と日頃の努力が必要とされます。取得準備には時間もかかりますので、特に新規でスポンサー・ライセンス取得を計画しておられる場合は、できるだけ早く専門家に相談されることを強くお薦めします。

immigration.uk

日本語でお気軽にご相談ください! 英国イミグレーションサービス
・コンサルテーション
・ビザ申請サポート(新規申請/延長・切替申請)
・市民権取得
・スポンサーライセンス取得

ビザに関することならまずはご相談ください
WEB
immigration-uk.jp
住所
Albemarle House, 1 Albemarle Street Mayfair, London
W1S 4HA
最寄りの地下鉄駅
Green Park
日本語専用ライン
+44(0) 20 3384 0196
東京
+81(0) 3 6890 8578
日本語メール
このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。