10月24日に発表された変更点についてーその2ー

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VOL.32

10月24日に発表された変更点についてーその2ー

Q 英国のEU離脱後を想定して発表された変更点のうち、EU加盟国出身者との国際結婚に関係するものって?

A 2016年6月に行われた国民投票で、英国がEU離脱を選択してから約3年半。いまだに離脱できていないわけですが、これほどの混迷を招くとは誰が予想していたでしょう。国民投票を敢行したデヴィッド・キャメロン氏が引責辞任し、跡を継いだテリーザ・メイ氏は懸命に尽力したものの、力及ばずやはり辞任。そして、それを受けて保守党党首および英首相の座に就いた、強行離脱派のボリス・ジョンソン氏が勝負をかけ、12月12日に実施した総選挙で大勝利を収めたことはご承知の通りです。
英下院で、過半数の326議席を大幅に上回る365議席を獲得し、今月末のEU離脱達成に自信を見せるジョンソン首相は、EU離脱の移行期間延長を回避するための法改正を画策しているとも報じられ、再び「合意なき離脱」の可能性も高まっており、まだまだ予断を許さぬ状態であることは明白です。英国が今後、どちらに向かって進んでいくのか、不透明なままですが、移民法に影響が出ることだけは間違いありません。今年も情報収集に努め、柔軟な対応を心がけることが必須と言えるでしょう。
さて、前回に引き続き、英国がEUを離脱すると想定して昨年10月24日に通達がなされた変更点のうち、我々日本人に関係のある、英国居住のEU加盟国国籍保持者との国際結婚にからむものを取り上げましょう。

まず、英国に居住するEU国籍保持者との結婚に関する現行の取り決めについて、もう一度『復習』しておきます。EU国籍保持者、あるいはその家族として英国で5年以上合法的かつ継続的(※)に生活すれば、定住(Settled)ステイタス(いわゆる永住権。正確には「無期限滞在許可証Indefinite Leave to Remain」)を取得する申請資格が与えられます。この取り決めは「EU Settlement Scheme」と呼ばれ、5年に満たない場合は、仮定住(Pre-Settled)ステイタスでの滞在となります。
※昨年10月24日に発表された通り、離脱前にEU国籍保持者(主申請者)の家族として、この主申請者とともに英国に居住していた期間がある場合は、それを定住(Settled)ステイタス取得申請の条件とされる5年間の居住期間に加算することが、認められるようになりました。

英国のEU離脱後に家族となった場合
例えばEU離脱以前に英国に入国したEU国籍保持者(主申請者)と離脱後に結婚あるいはパートナー関係となった場合について、今まで明確な取り決めがありませんでしたが、今回の改定により定義されました。
配偶者あるいはパートナー関係となったタイミングが2020年12月31日までであれば「EU Settlement Scheme」を通じてステイタスを申請することができます。つまり、婚姻などの事実が離脱後に成立したとしても、本年内であれば現在の「EU Settlement Scheme」を通じての定住申請が可能であることが明らかになったわけです。なお、離脱前に婚姻などの家族関係が成立していた場合についての申請期限は2022年3月29日と発表されています。

前回と今回にわたり、変更点の一部についてご紹介しましたが、あくまで概要にすぎません。また、それぞれのケースによって事情が異なり、申請準備にも時間がかかることが十分考えられます。正確かつ詳しい情報を得たい、あるいはご自分のケースに関しての疑問点を解決したいと思われる場合は、専門家に相談されることを強くお薦めします。

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