2月19日に発表された変更案についてーその1ー

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VOL.34

2月19日に発表された変更案についてーその1ー

Q 2021年1月1日に向けた、移民法の変更案が発表されたとのことですが、主要なポイントは?
A

1月31日、ついに英国はEUを離脱するに至りました。国民投票から3年半余りもかかりましたが、強硬離脱派のボリス・ジョンソン首相の仕事はこれで終わったわけではありません。今年末までの「移行期間」(延長は行われない)に、英国はEUとのあいだで自由貿易協定(FTA)などを締結することを目指します。達成されなかった場合、「合意なき離脱」と同じ状況になる恐れがあるため、強い懸念が示されるのは当然。予断を許さぬ日が続く中、今後も注意深く情報収集を行い、迅速な対応を心がけていきたいものです。
さて、2月19日にホーム・オフィス(内務省)より、移民法の変更点について重大発表がありました。これらはすべて「案」であるため、さらなる調整・変更が加えられる可能性があり、また、目論み通り、英国のEU離脱の「移行期間」が終了した後、すなわち2021年1月1日から実施されるかどうかの確証はありません。しかし、Tier 2ビザ(旧労働許可証)に関して、日本企業にとっても影響は大きいと考えられる変更ポイントが複数含まれていますので、今号から順を追って取り上げていくことにしましょう。

◆Tier 2ビザ申請時の必須条件である70ポイントの内訳が変わる見込み。
現ポイント制システム(Points-Based System)内のTier 2ビザ申請にあたり、最低70ポイントを満たさなければならない点に変更はないが、その内訳について変更が提案されている。次の5項目の合計が70ポイントになれば申請資格が与えられる見込み。
●英国でホーム・オフィスからスポンサー・ライセンスを取得している企業でのポジションであること … 20ポイント
●仕事内容が国家資格「Regulated Qualification Framework (RQF) 」のLevel 3 または「 “A” level 」以上にふさわしいものであること … 20ポイント
※従来はLevel 6 または「 “degree” level 」以上であることが求められていたが、レベルが引き下げられる。
●見込み給与(最低金額は£20,480)
£25,600~ … 20ポイント
£23,040~£25,599 … 10ポイント
£20,480~£23,039 … 0ポイント
※従来は20ポイントを獲得するには£30,000以上の給与を保障することが必要だったが、これも大幅に引き下げられる。
●Common European Framework for Languagesで指定されるレベルの英語力 … 10ポイント
●PhD学位保持、または就労者不足と認定されているポジションであること … 20ポイント

◆ホーム・オフィスの規定に従って最低28日間、求人広告を出すことを雇用主に義務付けた「居住者労働市場テストResident Labour Market Test(RLMT)」は廃止される見込み。

◆Tier 2ビザ申請対象者が海外在住である場合、年間ビザ発給数に上限が設けられていたが(Cap制)、この制度は廃止される見込み。

次の号でも、変更案を引き続きご紹介していきますが、紙面は限られていることに加え、まだ詳細が定まっていないものも少なくありません。不安や疑問を抱いておられる場合は、専門家にできるだけ早く相談されることを強くお薦めします。

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