■9月1日は気象学上の秋の始まりであると同時に、英国では嵐のシーズンの幕開けでもある。英気象庁(Met Office)は、2026~27年に発生する可能性のある嵐に備え、一般から寄せられた候補をもとに新たな名前のリストを発表した。

英国、アイルランド、オランダでは、強風などによって「中程度」または「高い」影響が予想される嵐について、気象当局が名前を付ける。今シーズンで英国による嵐の命名制度は11年目を迎える。今シーズンの名前は、アルファベット順に「Austen」「Boelo」「Chloe」、続いて「Dano」「Evelyn」などが並ぶ。「Austen」は台風1号、「Boelo」は台風2号に相当する。嵐に名前を付けるのは、深刻な天候について統一した情報を発信し、人々が早めに備えられるようにするためだ。英国では、混乱や被害が発生し、気象警報の「オレンジ」または「赤」が発表される可能性がある場合に命名される。主な要因は強風だが、大雨や大雪による洪水、交通障害なども判断材料となる。
今回のリストは、英気象庁、アイルランドの「Met Éireann」、オランダの「KNMI」が共同で作成した。2025年に一般から4万件以上の応募があり、今回もその提案が反映されている。例えば「Chloe」は130回以上推薦された名前で、「天気に夢中な5歳児」の母親からの応募もあったという。なお、大西洋を越えてきた熱帯低気圧やハリケーンは、元の名前をそのまま使用する。また、米国の命名規則に合わせ、Q、U、X、Y、Zで始まる名前は使われない。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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