お家で作っても「温泉たまご」と言って良いステキな理由

温泉たまご。美味しいですよね。。。まあたまごを生で食べる日本人は美味しいと感じるのでしょうが、あんまりたまごを生で食べる印象がない他の国の人のことはちょっと分からない。イギリス人はステーキですらあまりレアで食べないのでビミョーかな。温泉たまごとは黄身が半熟で白身がトロリンとした状態のものですね。本来は温泉の熱を利用してたまごを温めたものが始まりなんでしょうが、いつの間にか温泉地でもない都会の居酒屋メニューになっていたり、下手すりゃ自宅でもできちゃったりする。居酒屋や自宅で作ったものがなーぜ温泉たまごなのでしょ。温泉たまごとは白身と黄身が凝固する温度差を利用したもの。目玉焼きを作る際アツアツのフライパンに卵を割ると白身から先に固まり始めるので白身の方が凝固温度が低いと思ってしまいがちですが、それはアツアツのフライパンに接しているのが白身だから。実際は白身が固まるのは摂氏80℃といわれ、黄身は70℃くらいなんですって。なので75℃くらいのお湯に生たまごを15分も浸けてあげれば黄身は半熟となり、固まりきれない白身はジュルジュル状態になっていわゆる温泉たまごができあがる。この原則を理解していれば確かに居酒屋でも自宅でも温泉たまごができちゃいます。逆に源泉が70℃に達しない温泉ではどう頑張っても温泉たまごはできない計算になっちゃう。ところが「温泉たまご」という名称にはもう一つ、素敵な意味合いがありました。温泉たまごは中心にある黄身から先に固まっていく。人も温泉に入れば身体の内側から温まる。つまりどちらも「芯から先に温まる」んだそうです。これ、語ると案外喜ばれます。うんちく語る奴はもてないけどね。てなこって熱源が何であれ「黄身が半熟、白身はトロトロ」の状態のものを温泉たまごと呼んでよろしいようなので堂々と自宅で温泉たまご、作りましょ! さてさて温度管理が難しい温泉たまごですが、おうちでマグ1個あればできちゃいます。「簡単にできちゃいます」とは言い切れない。たまごのサイズやその時の室温、マグの温度などビミョーな違いで仕上がりが結構違って来ちゃいます。今回は室温20℃、サイズM、海抜10メートル以内(気圧1)の条件でやってみました。よろしかったらぜひ一度お試しください。失敗したたまごはカルボナーラやオムライス、たまごサラダなんかに有効利用してねー!(ちなみに私のランチはカルボナーラでした)。

cookbuzz編集部