ロールパンに缶詰シチュー詰め込んで焼いたった

イギリスにはセブンイレブンやローソンのようなコンビニがありません。そのかわりロンドンのような大都市には街のあちこちにテスコやセインズベリーの小型店があって日本のコンビニ的な役割を果たしています。ま、おにぎりやお弁当、豚まん、おでんは売ってないけどね。で、セインズベリーのロールが結構美味しいんです。1個35ペンスとお値段も手ごろ。これでも今年の頭に30ペンスから値上がりしたんですがまだまだ手ごろだと思います。ロールにもいろいろ種類があるのですが、基本お値段はどれも一緒。これを初めて買った時、セルフチェックアウトで随分と苦労させられました。というのもロール1個1個にはバーコードがついておりません。そのためチェックアウトの画面上で「LOOK UP」というアイコンをタッチしてそこに出てくる画面から商品を探すのですが、このパンが「ロール」と呼ばれていることを知らなかったからもうたーいへん。BREAD か?違う。PANか? 違う。どうやっても探せない。で、結局全部キャンセルして有人のレジに並び直しました。店員さんに「これ、探したんだけどよく分からなかったよ。なんて言うのさ?」って聞いたら「ロール」で探すんだよ、と教えてくれました。ロールって「転がす」とか「巻く」ってことだと思うんですけど。実際ロールキャベツもロールケーキもちゃんと巻かれているし。しかしこのパンはどう見てもロールされているようには見えない。調べてみたらロールってのは一次発酵後ガス抜きした生地を伸ばして巻いて成形、二次発酵させてから焼いたものを言うらしい。そういう意味ではロールはしっかりロールされておりました。しかしわかりづらー。そのロールに缶詰の中身を詰め込んでチーズと一緒に焼いたらどうなるか、実験してみました。今回選んだ缶詰はシチュードステーキとミートボールの2種類。前回はスパゲティの缶詰をご紹介しましたが、ほんと、イギリスって缶詰の種類が豊富。なんでも詰めちゃうのよね。ということで何でも詰めちゃう国にいるからこっちも詰めてやる。しかもすでに缶に詰められたものを一旦解放してから改めてくり抜いたロールに詰めて再び焼いてやる。どうだ、まいったか!って私は一体誰と闘っているの? たぶん自分自身ね。ロールくり抜いて缶詰の中身詰めてチーズのっけて焼いただけ。驚くほど想像した通りの味になりました。一つ大いに褒めることがあるとすれば調理具もお皿もほとんど汚すことがなく、食後の洗い物がとっても楽でした。餃子やシュウマイ等を外で買ってきてお皿に移さずそのまま食卓に出すようないわゆる横着なサボテン系の方に最適です(どんな人?)。ぜひ一度お試しください。

cookbuzz編集部