プレタマンジェがみそ汁売り出した。どれどれ?

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プㇾタ・マンジェ(Pret a Mange 意味:Ready to eat)とはイギリス生まれのサンドイッチショップ。1984年にハムステッドに1号店がオープンしてからは破竹の勢いで店舗を増やし続け、今では英国内に300近く店舗を構えるまでに成長しています。日本にも進出しましたが残念ながら早々に撤退しましたね。なんと言っても高い。ほとんどのサンドイッチが3.5ポンドくらい。ポンドが弱くなった今でさえ1個500円近くします。これを2個とコーヒーを買ったらもう10ポンド(1400円)くらいになっちゃう。サンドイッチ店で1400円って日本ではなかなか考えられません。なんせ日本人の金銭感覚の軸となっているのは「それで牛丼何杯食べられる?」というところ(日本人全体ではなく私の周りの話でした)。現在吉野家の牛丼並盛りは380円らしいのでざっと3.6杯食べられちゃう。これじゃ無理ね。さてそのプレタ・マンジェが近ごろメニューにみそ汁を加えたという噂を耳にしたので早速試してみました。カウンターで30代後半と思われる男性に「みそスープ、ありますか」と聞くと「何のスープですって?」と聞き返されました。それを隣で聞いていたマネージャーらしき女性が「ミソブロスのことでしょ?」と聞いてきました。ブロス(broth)とはブイヨンとかストックなどと一緒でダシ汁のことですね。「そうそう、それそれ」と言うと女性は「チリ?、ジンジャー?ブロス?」と聞いてきたので一瞬ひるみました。味噌汁にチリ(唐辛子)?、ジンジャー(しょうが)? やはりイギリス人好みに手が加えられているらしい。ここは迷わず「ブロス」と答えました。オーダーが入ると後ろで若い男性が何やら3種類くらいの具材をスプーンですくっては紙カップに入れている。そして最後に熱湯を注いだらスプーンでクリクリ。普通の紙カップサイズで1.99ポンド。約280円は妥当か否か。それがこの写真のもの。開けてビックリ。赤いのが浮いている。どうみてもチリ。スプーンでかき混ぜるとたっぷり入れられたワカメは嬉しいんだけどそれに絡まってくる白い針状のもの。おお、もしやモヤシ?と思ってよく見るとそれはどう見てもジンジャー。うへーん、ブロスって言ったのに、チリもジンジャーも総動員されている。恐る恐る近づける唇。ズズズ。最初にチリの強烈な刺激があってゲホゲホとムセました。辛い! その後でジンジャーの甘味と辛みが同時に追っかけてきます。こりゃ温まる。。けど今日はそんなに冷え込んでもいない。だいたい身体を中から温めるってみそ汁の仕事か? チリとジンジャーの先制攻撃にあって少しひるみましたが肝心の味噌汁の味を探ると意外や意外、案外ちゃんとしたみそ汁になっております。おそらくだし入りの味噌を使っているのだと思いますが、みその濃さも間違えていない。作ったのは二十歳そこそこに見える若い男性でしたがマニュアルがしっかりしているのか、彼がみそ汁通なのか、ちょっとだけホッとしました。1.99ポンドが高いのか安いのかは判断がつきませんが、遂にみそ汁がロンドンのサンドイッチショップにも並ぶようになったのはちょっと感動。もし試してみたい方がいたら「ノーチリ、ノージンジャー」で普通のワカメのみそ汁をゲットできると思います。イギリスは今、空前絶後のヘルシーブーム。和の食材がかなり注目を集めています。昨日もこんにゃくのお話をしましたね。抹茶もヘルシーと誤解されて大人気。ヘルシーを求めるなら煎茶のカテキンの方がいいようなんですがそこはご愛嬌。我がクックバズでも美味しいみそ汁のレシピを沢山取り揃えております。ぜひ一度、お立ち寄りください。ほぼ毎日、新しいレシピにチャレンジしています。今の世の中、何が受けるか分かったもんじゃありません。バナナみそ汁、メロンみそ汁。もう誰もクックバズを止められない。いや、自分たちでも止められないの。誰か止めてー!

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cookbuzz編集部