イギリスでも抹茶がブーム。その実態は。。。

ここ数年、フレンチやモダンブリティッシュレストランなどで、みそやユズなどの日本食材が使われることが多くなりました。抹茶もその一つ。オフィス近くにある街中の小さなセインズベリーでもお茶の売り場にはグリーンティーに交じって抹茶が並んでいます。その一つ、Teapigs社の抹茶を手に取ってびっくり。14杯分のスティック入りでお値段なんと12ポンド。一杯86ペンス(120円相当)。一体誰が買うんだ?と思ったものの街中のセインズベリーは店舗面積も小さく売れない商品を置く余裕はないはず。ということはやはり買っていく人もそこそこいるのでしょう。店先でさんざん迷った末に買ってみました。他にPUKKAのクリーン抹茶グリーンと言う商品(こちらはティーバッグ20個入りで3ポンドとトワイニングのグリーンティーも買ってみました。まずPUKKAを試してみましたがこれはレモン香るハーブティー。表示を見ると4割が煎茶であとはフェネルのタネやたんぽぽの根、レモンの葉など色々入っていて肝心の抹茶パウダーは4%。これでMatcha Greenと名乗るのはどうなのよ。で、お次は肝心の Teapigs社の抹茶。スティックから茶碗に注いだ粉末はなるほど抹茶っぽい。お湯を注いでいただいてみるとふむふむなるほど抹茶っぽい。そこでスタッフが日本から買ってきた本物の抹茶と飲み比べてみました。そうすると日本の抹茶は味がまろやかで苦みがほぼないのですが、Teapigs社のものはうま味よりも苦みが勝っています。一般のイギリス人はこれをマグに入れてお湯をたっぷり注いで飲むらしいので、実際にその状態でも試してみました。およそ200mlほどのお湯を注いで飲んでみると日本の抹茶は味が薄まったものの依然、抹茶の香りと味がしっかり残っているのに対してTeapigs社の方はほぼお湯。これは抹茶ではなくて煎茶を粉末にしたいわゆる粉末緑茶というものではないかという疑問が湧いてきます。であれば抹茶ではあまり感じられない苦みが強いのも納得。しかし箱にはしっかりと100% premium organic matchaと書かれています。ううむ、よく分からない。いずれにしてもカツカレーと同じでここでもまた抹茶がちょっと違ったものとしてイギリスで流行しつつあるようです。どげんかならんもんでしょうか(つづく)。

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cookbuzz編集部(K)