燃えろ! 炎のステーキ「ダイアン」

ステーキダイアン(Steak Diane)。20世紀初めにニューヨークのレストランが創作したとされるステーキメニューですが瞬く間に全米に広がったのだそうです。でそのダイアン。ソースが美味しい!というよりもヒットの秘密はそのパフォーマンスにあったようです。そのレストランではダイアンのオーダーが入ると仕上げのソースを客の目の前で作ってステーキにかけてサーブしたのだそうです。で、キモはソースにブランデーを使うところ。ブランデーを入れてからボワッと一気に火をつけ(いわゆるフランべってやつ)てアルコールを揮発させるわけですがこのパフォーマンスに思わず客席からワーワーキャーャーと歓声が上がったのだそうです。ソースの味の決め手になっているのがなんとウスターソース。本来、フレンチのシェフなら絶対に避けると思われる既成のソースをたっぷり使うあたりかなり大雑把なソース。いいのいいの。だってアメリカだもの。でも、隠し味というほど隠れていないウスターソースのお陰でなかなかの仕上がり具合。1950年代のニューヨークの空気に触れられるステーキ。よろしかったらぜひ一度お試しください。ちなみにダイアンという名前がどこから来たかあまり分かっていないようす。ソースを考案した女性の名前と思っているアメリカ人も多いようですが、ローマ神話に登場する狩猟、貞節と月の女神ディアーナ(Diāna)が語源であるとする説が有力です。英語読みだと元プリンセスのダイアナ(Diana)になりますね。

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「ステーキダイアン STEAK DIANE」

cookbuzz編集部(K)