▲午後8時過ぎるとテラス席では水タバコを吸う人が揃ってプカプカー。

マリルボーン地区はかつて貴族も多く暮らした高級エリア。歩いている人たちもどことなく小ざっぱり。レバノンとは「白」を意味するフェニキア語。レバノン山冠雪のイメージなんだって。かつて色んな国がレバノン周辺を治めたけど、食的に圧倒的な影響を及ぼしたのはオスマン帝国。そりゃ美味しかろう。レバノン料理では特にゴマやレモン、オリーヴにヨーグルト、そしてハーブ類が多用される。意外と香辛料は控え目なので日本人の舌に馴染みやすいかも。某大学の同窓会がこのディワンで開かれ、なかなか好評だったと聞き、行ってみた。華やかなセイヤー通りの一角に立つ小さな店。テラス席に陣取った人たちが水タバコプカプカ。中東だな~。スタッフは気持ちいいくらいフレンドリーで質問にも丁寧に答えてくれる。ワインはほとんどが未知のレバノン産。女性スタッフに質問したら「私、飲まないから分かんない。聞いてくる」だって。イスラム教徒じゃ仕方なし。ウットリするほど美味しい訳じゃないけれど、誠意がジワリ伝わるお店。そういう店好き。よろしかったらお立ち寄りください。(たべ太蔵)

左=アライエスは「花嫁」という意味。ピタパンにラムひき肉とニンニク、玉ねぎのフィリングを詰めて焼いたホットサンド「Diwan Arayes」。名物なのでとりあえず。£9.50 右=スターターに迷ったらやっぱりミックスド・メゼ。フムス、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)、オクラの煮込み等々にピタパンがついて幸せ。£17.00
JFC
TK Trading
Centre People
ロンドン東京プロパティ
Dr Ito Clinic
早稲田アカデミー
サカイ引越センター
JOBAロンドン校
Koyanagi
左=左はMixed Grills。ラムのひき肉(キョフテ)、テンダーラム、マリネーテッド・チキンの炭火焼きグリル。どれもグーで楽しめる。£25.00。右はラムとオクラの煮込み。お肉がしっかり煮込まれてトロトロ。£18.50 右=ワインは白赤、ほとんどがレバノン産。選んだ1本は「悪くないね」と思える出来。話のタネにぜひどうぞ。

総合評価 4.0

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・ドリンク抜き)

£35〜40

Kyo Service
J Moriyama
ジャパンサービス
らいすワインショップ
Atelier Theory
奈美デンタルクリニック
Sakura Dental

Diwan Lebanese Cuisine

31 Thayer Street, London W1U 2QR
Tel: 020 7935 2445
http://diwanrestaurant.co.uk

Opening hours

Daily 11:30-23:00

週刊ジャーニー No.1357(2024年8月29日号)掲載


Restaurant
Joke
Henry Q&A
Travel Guide
London Trend
Survivor
Great Britons
Afternoon Tea
その他の記事
ロンドンおすすめレストラン
面白すぎる英国ジョーク
なるほど英国Q&A
ロンドン近郊トラベルガイド
ロンドン最新トレンド
面白すぎる英国史
面白すぎる英国の偉人
ロンドンでアフタヌーンティー