
ニューヨークのソーホー地区で成功を収めた「バルタザール」。ロンドン生まれのオーナーが2013年、満を持して同名の店をコベント・ガーデンにオープン。ランチ、アフタヌーンティーといずれも高い評価を獲得し続けている。門構えの重厚さと真っ赤なテントに腰が引け、メニューも少し古臭いので長い間避けてきた。しかし今回、その偏見が木っ端みじんに粉砕される快感を味わった。店内は1世紀ほど前のパリのブラッセリーを思わせるこだわりのインテリア。生まれる前の知らない世界なのに、なぜか懐かしさを感じてノスタルジーがほとばしる。客層も若年層はあまり見られないアダルトな雰囲気。清潔感漂うスタッフの動きも心地いい。メニューのラインアップはクラシック。料理が目の前に置かれた際にも驚きはない。ところがひとたび料理を口に運ぶと、味の深みにしばし絶句。丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。キッチンはまさに一流のプロ集団。デザートも作り置きできないはずのスフレが完璧レベル。今まで避けて来た日々がもったいなかった。鼻歌&笑顔で店を出た。また行く。(たべ太蔵)
総合評価 4.3
食事
サービス
雰囲気
お値段(1人分・飲み物代は除く)
£50~60
Barthazar
4-6 Russel Street, Covent Garden,
London WC2B 5HZ
Tel: 020 3301 1155
www.balthazarlondon.com
Opening hours
Mon-Thu 11:30-21:45
Fri 11:30-22:45
Sat 10:00-22:45
Sun 10:00-21:45
週刊ジャーニー No.1242(2022年6月2日)掲載




















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