▲Tonno Siciliano ステーキと言うよりもマグロのタタキ。アスパラガスのクリーム、カラメライズしたレッドオニオンと絡めていただく。£23
左=Margherita 実力が分かりやすいシンプルなマルゲリータ。具材よりもドウ自体がモッチリしていてとてもとても美味しい。£10.00 右=Truffle Cacio e Pepe ペコリーノロマーノチーズがたっぷり絡んだ太麺パスタ。黒トリュフが主役の座を奪いかねない傾向があるが美味しいことは美味しい。£17.00

バラマーケットやソーホーで成功したタパス店「ラボス(Labos)」のチームが挑むイタリア料理店。ネグローニとはドライジン、カンパリ、ベルモットを合わせたフィレンツェ生まれのカクテルだって。パンデミックで多くの外食店が撤退を余儀なくされた2021年末に、あえて激戦区ソーホーにオープン。料理はイタリア版タパス「チケッティ(小皿料理)」をいくつも頼んでシェアするスタイルだが、ピザやパスタも本格派というオールマイティぶり。特にピザのドウは本場ナポリを彷彿とさせるモッチリ系で極めてレベルが高く、美味しい。パスタは最近流行りのカチョ・エ・ペペが大人気。シチリア風ツナはしょう油なしでもここまで美味しくなるかと唸る一品。これは外したくない。馴染みの魚介類を未体験ソースや香辛料でいただくのは視野が広がって楽しい。パンデミックで味を落とす店が多い中、満を持してガツンと来る店が登場してきた感じ。ただ、全てが力強くて全員主役の舞台のよう。ホッコリ箸休め、脇役的プレートがあっても良かったかな。4月一杯、日・月・火・水は食事が半額というから事前確認しつつ急ぐと良い。(たべ太蔵) 

左=Grilled Octopus 柔らかタコのグリル。ズッキーニとミントのクリームソースとの組み合わせは初体験。ピンクペッパーがさりげなくいい仕事をする。£14.00 右=Cannolo Scomposto シチリア名物カンノーロ。筒状のペストリーが定番だが、それを分解したもの。クリーミーなリコッタチーズが上品。£6.50

総合評価 4.2

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・飲み物代は除く)

£40~50

Neguroni’s

15 Frith St, London W1D 4RE
Tel: 020 3814 7180
www.negronis.co.uk

Opening hours

Mon-Thr 17:00-22:00
Fri 17:00-23:00
Sat-Sun 12:30-22:00

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週刊ジャーニー No.1235(2022年4月14日)掲載


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