モロッコ風のスパイスが効いたヨーグルトペーストがエビやタコの味をグイと引き立てる珠玉の逸品、テル・アビブ・ミックスシーフード。プレゼンテーションも鮮やかでレベルの高さを見せつける一皿。£12.50。

イスラエル人がオーナーのコンテンポラリー料理店パロマー。ミシュランのビブグルマンに選ばれた店だ。超人気で今回は1ヵ月前から予約を入れてようやくテーブルゲット。来世はぜひ王様になって好きな時に行きたい。店内はうなぎの寝床。奥に向かって細長くなっている。前方が16席のカウンター。シェフたちが調理する様子を見たいならカウンター席がお勧めだ。ただしカウンターは音楽少々うるさ目。静かなテーブル席は奥にあって、木目調の落ち着いたインテリアが心地よい。イスラエル人がオーナーだが純粋なイスラエル料理は出て来ない。この店では南スペインや北アフリカ、地中海の美食のいいところ取り。雑多な食材がプレート上でクロスする。ユダヤ教ではタブーの豚やタコさえ美味しく仕上げちゃう。メニューは小皿をシェアするスタイル。パンを2種類くらいとメインを3~4品。デザートまで行くなら3品で十分。どれをとってもレベルは高い。スパイスの使い方が巧みでソース類のクオリティも高い。器もプレゼンテーションも洗練されていてセンスの良さを感じる。グルメ女子会にいいかも。味付けが日本人には少しだけ濃い目なのがちょっと気になるところ。来年あたりミシュランの星1つ位取っても少しも驚かないレベル。また行くかと問われれば、即答しちゃう。行く行くー。 (たべ 太蔵)

写真左=ユダヤの人がやっているお店だけどタコ、美味しく調理しちゃいます。タコとコールラビ、デーツの蜜とハリッサオイル。£8.50 写真右=原点はオスマン帝国と言われるシッシュ・バラク(Shish Barak)。ヨーグルトシチューの中にお肉入りのダンプリングが鎮座するユニークな一皿。見目麗しく、お口にも麗しい。£10.50
写真右=一番人気のふわっふわのブリオッシュ(Kubaneh Bread 右奥)。トマトとタヒニソースでいただく。 左は2番人気、ハンドメイドのピタパン。もちもちしてこれまた美味しい。£2.20。

総合評価

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・ドリンク抜き)

30~40

THE PALOMAR

34 Rupert Street London, W1D 6DN
Tel: 020 7439 8777
https://thepalomar.co.uk/

OPENING HOURS

Mon-Sat 12:00-14:30 / 17:30-23:00
Sun 12:30-15:30 / 18:00-21:00

週刊ジャーニー No.1127(2020年3月5日)掲載