きしめん風平麺にプリプリのエビやフィッシュケーキ、薄切り豚や野菜がたっぷりぶっ込まれたあんかけがトロリンとかけられた滑蛋河(ワッタンホー)。ちょっと幸せな気持ちにさせてくれる一皿。£9.50

C&Rカフェはロンドン中華街入り口から徒歩30秒。それこそクアラルンプール繁華街の細い路地裏にありそうな食堂だ。もう10年以上も通っている隠れ家的な店だけど、ジャーニー読者だけにそっと教えちゃう。数年前に内装をやり直して小綺麗になったけど、その分ちょっとだけお高くなった。2階もあって見かけより席数は多い。マレーシア料理を軸に美味しい東南アジアのぶっかけメシや麺類がサクッと食べられるということもあり、店内はいつも大賑わい。予約できないので時間帯によっては結構待たされることもある。人生は長い。ご飯食べるくらい暇なんだから15分くらい待とう。メニューも楽しく混とんとしている。ココナツミルクやフルーツを使ったマレーシアっぽいものからタイ、中華、シンガポール、そしてインドまで何でもごちゃ混ぜドンと来いメニュー。ついでに客層も洋の東西ごっちゃ混ぜ。スターターとメイン食べても一人15ポンド行かないくらい(サービス別)。定番のナシゴレンや海南鶏飯(ハイナンジーハン)もいいけど、きしめん風平麺の滑蛋河(ワッタンホー)はぜひぜひ。個人的には豚とザーサイのピリ辛あんかけ搾菜猪肉飯(何て読むのか知らん)やエビとフィッシュケーキ、モヤシたっぷりの平麺炒め、炒粿條(チャークイティオ)がお気に入りだけど、まだ試していない美味しそうなものが目の前をどんどん運ばれて行く。隣のテーブルのメシはいつだって美味しそう。後悔したくないなら周りの人が食べているものを見て「あれちょうだい」作戦もいいかもね。お試しあれ。 (たべ 太蔵)

写真左=カレーソースでいただくマレーシアのパンケーキ、馬来煎餅。もちもちパリパリで美味しいったらありゃしない。£6.50 写真中央=定番の海南鶏飯(ハイナンジーハン)。美味しいけどチキンの骨がちょっとめんどくさい。£9.50 写真右=迷った末にいつも頼んでしまう搾菜猪肉飯。その割に読み方すら知らん。メニュー番号で言えば60番。 £9.50
写真左=マレーシアのストリートフード炒粿條(チャークイティオ)。見かけ地味だけど美味しいものは案外地味よね。£9.50

総合評価 4.0

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・ドリンク抜き)

10~20

C&R Cafe

4 Rupert Court, London W1D 6DY
TEL 020 7434 1128
https://www.cnrcaferestaurant.com/

Opening hours

Sun-Thu 12:00-22:00
Fri -Sat 12:00-23:00

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週刊ジャーニー No.1128(2020年3月12日)掲載


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