オングレットの黒コショウステーキ、エンダイブとブランデーソース。£18.50。オングレットとはハラミ、つまり横隔膜の筋肉のことで英語ではハンガーステーキと言うらしい。フワフワに柔らかくて美味しい。

ソーホー地区、ダーブレイ通りにあるフレンチの店“ブランシェット”。星ゲットには至らないけどいい線行ってる店に与えられる称号「ミシュラン・プレート」獲得店。さらにイヴニング・スタンダード紙がバレンタインデー向き「ロマンチックなレストラン10店」の一つに選んだ小さなお店。カウンター席を抜けて奥に進むと待っているのはレンガの壁に覆われた温かい雰囲気のダイニングエリア。メニューはフランス語が多用されている。問題ない。なんせスマホに翻訳アプリ。早速かざしてみた。「温かいキャベツのまんじゅう」。なんじゃそりゃ?まだまだじゃのぅ翻訳こんにゃく。ネットで英語のメニューが見られるので予習して行こう。客層はちょっとイケてる30歳+のお姉さまたちが主流。メディアとかIT系の香りが漂う。前菜は数々のハム、そしてチーズとはちみつの組み合わせから選ぶシステム。どれも美味しいけどハムもチーズもはちみつも、お店で作ったもんじゃないような気がするぞ。メインは私がステーキのペッパーコーンソース、相棒がアンコウのローストを選択。出てきた料理はいずれも普通に美味しいんだけど仕上げの盛り付けが少々野暮ったい。お皿のチョイスも気になる。とくにアンコウはプレート上が混沌に近くて“宝石箱や~”にならない。“イギリス人のロマンチック”がチラリ垣間見られるお店。私の思うロマンチックとちょっと違ったけどね。(たべ 太蔵)

写真左=テンダーブルーチーズとフルーティなソバの花からとられたはちみつ添え(fourme d’ambert)£ 7.00。そばのはちみつは初体験。ドッシリ濃厚で美味しい。 写真右=コンウォール産アンコウとスクォッシュ、サンドライドトマトとトリュフ £18.50。とても美味しかったけど、見た目にロマンチック感がないと思うのは私だけ?
写真右=「温かいキャベツのまんじゅう」の正体は温かいチョコレートソースをかけたシューのバンだった。

総合評価

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・ドリンク抜き)

30~40

BLANCHETTE

9 D'Arblay Street
Soho, London
W1F 8DR
Tel: 020 7439 8100
https://www.blanchettesoho.co.uk/

OPENING HOURS

Mon-Sat 12:00-23:00
Sun 12:00-21:00

週刊ジャーニー No.1126(2020年2月27日)掲載