バーガーに餃子はさんでみた。ありだと思います!

しばらく日本を離れていたら宇都宮がいつの間にか餃子の街になっていました。昭和50年頃、宇都宮に2年半ほど住んでおりました。この時は餃子の「ぎょ」の字もなかったはずなんです。栃木と言えば「かんぴょう」。私の家の周りもかんぴょう畑でした。ちなみに栃木に引っ越すまでかんぴょうが何なのか知りませんでした。家の周りの畑に直径50センチはありそうなウリのようなものがゴロゴロ転がっておりました。「あれ何?」と尋ねると父は「夕顔の実だ。あれを薄く細長く剥いて天日で干すとかんぴょうになる。それを戻して食べる」と教えてくれました。愕然として膝から崩れ落ちる私。「何てこった。かんぴょうって海の底でユラユラ揺れている海藻じゃなかったのか!」。えっと、かんぴょうの話はどうでもいいんです。そうそう、宇都宮の餃子。調べてみたら私が知る訳もありませんでした。きっかけは平成2年。宇都宮市の職員が一世帯当たりの年間餃子購入額で宇都宮が日本一になっていることに着目し、そこから行政のみならず中華料理店やマスコミ等を巻きこんで宇都宮を餃子の街に仕立て上げていったんだとか。なかなかのアイディアマンですね。役人にしとくのもったいない。ちなみに日本では焼き餃子が主流ですが、中国では蒸し餃子や水餃子が主流。焼き餃子は余った水餃子を翌日、仕方なく焼いて食べるくらいだとか。大連に進出したものの焼き餃子にこだわり続けた「餃子の王将」が現地で受け入れられず、撤退を余儀なくされた話は有名ですね。日本人にとっての餃子は焼き餃子。そして白いご飯やラーメンと一緒に食べるのが主流。しかしイギリス人にこのスタイルを売り込むと王将の二の舞になりかねない。そこで私は考えた。餃子をパンと一緒に食べたらいけるんじゃないか? やってみた。宇都宮の職員には負けられない。日系食料品店で冷凍ギョウザを買って来て焼き、どうせならとバーガーにしてみました。どれどれ、モグモグ、フムフム、なかなか美味しい。いけるんじゃないかな。ただしぎょうざから肉汁がしたたり落ちるので食べる時はちょっと注意が必要かな。興味と時間のある方、ぜひ一度お試しください。

3

「ぎょうざバーガー」

cookbuzz編集部(T)