バッキンガム宮殿のそばに建つ、5つ星ホテル「ザ・ゴーリング」。その立地上、英王室の関係者や海外からの賓客を数多く迎えてきた。とくに2011年、ウィリアム王子との結婚式を控えたキャサリン妃が、家族と1週間ほどゆっくり滞在したホテルとして知られており、キャサリン妃は挙式当日、このホテルのスイートルームで身支度を整え、ウエストミンスター寺院へ向かっている。こうした縁もあって、2013年にはエリザベス女王からロイヤル・ワラント(王室御用達の認定書)を授与され、以降「女王御用達ホテル」の座を不動のものとしている。

「ザ・ゴーリング」の外壁に飾られている、エリザベス女王のロイヤル・ワラント。王室御用達の認可を受けているホテルは、「ザ・ゴーリング」と「ザ・リッツ」(チャールズ皇太子のロイヤル・ワラント)の2軒だけ。(写真右)
シャンパンも王室御用達の「ボランジェ」。「007」シリーズのジェームズ・ボンドも愛飲。(同左)

ザ・ゴーリングのアフタヌーンティーは定評があり、英王室との縁の深さからも高い人気を誇る。しかし、今年6月にティールームやラウンジを大改装。アフタヌーンティーを楽しめるのは夕方の数時間のみ、場所もシンプルな雰囲気のダイニングルームへ移動となった。夏季限定のガーデンのテラス席がなくなってしまったのも残念だ。

「ボランジェ・ロゼ・ティー」では、夏らしいストロベリー&クリームも供される(写真右)
前菜のソラマメのムース(同左)

とはいえ、提供されるスコーン、スイーツのお味は上品で秀逸。結婚前夜のキャサリン妃になった気分で、ティータイムを過ごしてみては?

スイーツは2人で5種類という珍しいタイプ。取り合いになりそう…。コーヒーエクレア、チョコレートケーキ、ジンジャーケーキ、キャロットケーキ、ローズマカロン。

美味しさ

 

紅茶の種類

 

サービス

 
《 記者からの一言 》

アフタヌーンティー提供時間の短縮や部屋の変更により、サービスの質も含めて、以前よりも若干「上質感」が薄れた印象あり。

The Goring Hotel

15 Beeston Place, London SW1W 0JW
TEL: 020 7396 9000
www.thegoring.com

Afternoon Tea

日~金曜 16:00~16:30
土曜 13:00~16:00
※要予約

・The Traditional Goring Tea...£50
・The Bollinger Tea...£62
・The Bollinger Rosé Tea...£72

週刊ジャーニー No.1098(2019年8月8日)掲載