スイーツは、紳士街にある老舗専門店の商品をイメージしたもの。(左から)「Henry Poole & Co」の紳士服をかたどったショートブレッド、「Lock & Co Hatters」のトップハット型ケーキ、「James J. Fox」の葉巻チョコ、「Foster & Son」の靴用クリームのトライフル、香水店「Floris」のバラの香水をテーマにしたカップケーキ。
 

ダイアナ元妃の実家、スペンサー伯爵家のロンドン邸「スペンサーハウス」の向かいに建つ、5つ星ホテル「ザ・スタッフォード」。王室と縁が深く、かつてはヴィクトリア女王の子どもたちの乳母を務めた、スペンサー伯爵の娘夫妻が暮らした私邸だった。19世紀後半に増築し、ホテルへと改装。1912年に現在の姿となった。2017年には、ジビエ料理を提供する新レストラン「The Game Bird」をオープン。アフタヌーンティーは、このレストランで楽しむことができる。

「The Game Bird」は、重厚で落ち着いた雰囲気が漂う。昼間はアフタヌーンティーのほか、ランチやコーヒー・紅茶を楽しむだけでもOK。
 
スコーンはプレーン、レーズン入り、チェダーチーズ入りの3種。サンドイッチにもソーセージロールがあったりと、ダンディーな印象。
 

ホテルが建つセント・ジェームズ地区は、19世紀に「紳士街」として栄え、高級紳士服や靴専門店、宝飾品店などが軒を連ねていた。アフタヌーンティーは、この古き良き英国紳士がいた時代をテーマにしており、ジャーミン・ストリートにある靴店「Foster & Son」のほか、王室御用達の葉巻・喫煙具店「James J. Fox」、帽子店「Lock & Co Hatters」といった老舗専門店の商品をイメージしたスイーツが提供される。
紳士の社交場「ジェントルマンズ・クラブ」としても使われていた同ホテルだけに、サービスも細やか。上質なひとときを過ごせるだろう。

紅茶はラッセルスクエアに本店がある「Camellia's Tea House」の茶葉(右)を使用。

美味しさ

 

紅茶の種類

 

サービス

 
《 記者からの一言 》

アフタヌーンティーの提供を始めて2年ほどのためか、「知られざるアフタヌーンティー・べニュー」といった印象で、ゆったりと過ごせる。

The Stafford London

16-18 St James's Pl, St. James's, London SW1A 1NJ
TEL: 020 7493 0111
https://thestaffordlondon.com

Festive Afternoon Tea

12:00~19:00、要予約

・Afternoon Tea..£45
・With a glass of Moët & Chandon Imperial Brut Champagne..£58

週刊ジャーニー No.1120(2020年1月16日)掲載