オックスフォード・サーカスから徒歩3分。1865年の開業時に、ヨーロッパでもっとも豪華絢爛なホテルとして大きな注目を集めたのが、5つ星ホテル「ザ・ランガム」だ。エドワード7世をはじめ、ロンドンに亡命中だったフランス最後の皇帝ナポレオン3世、近年ではダイアナ元妃もしばしば滞在したり、ティータイムを楽しんだりするなど、王族に愛されてきた。

 

とくに、小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの作家、アーサー・コナン・ドイルが足繁く通ったことで知られ、「ボヘミアの醜聞」など数作品に同ホテルが登場。仕事の打ち合わせも、ホテル内のラウンジ「パームコート」で行っていた。
アフタヌーンティーが楽しめるのは、そのパームコート。当時の面影はないものの、インテリアは白と薄いピンク色で統一され、柔らかな雰囲気が漂う。ウェッジウッド社が同ホテルのためにデザインした「ランガム・ローズ」の食器も、華やかさを添えている。

アフタヌーンティーが提供されるのは、ラウンジ「パームコート」。白とピンク色を基調とした、女性らしい雰囲気が漂う。ちなみに、スイーツなどを持ち帰る際のバッグもピンク色。
同ホテル限定のウェッジウッド社の食器「ランガム・ローズ」で、スタッフおすすめの紅茶「ランガム・ブレンド」を楽しめる。
 

来年1月5日まで、クリスマス・シーズン限定の「フェスティブ・アフタヌーンティー」を提供中。優雅な午後のひとときを過ごしてみては?

甘いものが苦手な人には、ハイティーのメニューも。ホタテ(写真右)、チキンレバー&フォアグラのパテ、トマト&ゴートチーズのタルトから1品を選べる。
サンドイッチは、キュウリ&クリームチーズ、スモークトターキー、スモークトサーモン、ローストハム&コールスロー。それに、トリュフ・チーズのミニブリオッシュも。(写真左)
クリスマス限定のスイーツ。これに加えて、英国の伝統的なクリスマスケーキもホールで登場してビックリ!

美味しさ

 

紅茶の種類

 

サービス

 
《 記者からの一言 》

客層は観光客が多い印象。アジア系のツアーグループも多いのが、少々気になるところ。

The Langham

1c Portland Place, Regent Street, London W1B 1JA
TEL: 020 7636 1000
www.langhamhotels.com/en/the-langham/london

Festive Afternoon Tea

2020年1月5日まで、要予約
月~金曜 14:00~18:00
土・日曜 12:00~18:00
※2020年1月6日~通常のアフタヌーンティー

・Festive Afternoon Tea..£70
・Champagne Festive Afternoon Tea..£84
・Rosé Champagne Afternoon Tea..£90
・Dom Pérignon Afternoon Tea..£120
※12月24~26日、31日は、シャンパン・アフタヌーンティーのみ

週刊ジャーニー No.1116(2019年12月12日)掲載


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