■国際商品市場でのコーヒー価格が記録的な高値を更新したため、朝のひと時を彩る至福の1杯がさらに高価となる可能性が出てきた。BBC(電子版)が報じた。12月10日、世界生産量の大部分を占めるアラビカ豆の価格が1ポンド(約0.45キロ)あたり3.44ドルを超え、2024年だけで80%以上も上昇したことが明らかになった。ロブスタ豆も9月に新たな高値を記録したばかり。

コーヒーの取引業者が世界最大の生産国ブラジルとベトナムが悪天候に見舞われた影響で収穫量が減少すると予想し、その予想に基づいて購入を急いでいること、コーヒーの人気が世界で高まっていることなどが背景にあると分析されている。コーヒーの価格が過去最高を記録したのは1977年のこと。ブラジルで異常な降雪があり、プランテーションを壊滅させた。
ブラジルは今年8月から9月にかけて過去70年間で最悪の干ばつに見舞われ、10月には大雨が続いた。このため開花中のアラビカ豆に悪影響が出るのではないかと言う懸念が高まっている。ロブスタ豆の最大生産国であるベトナムも干ばつと大雨の両方に見舞われた。コーヒーは原油に次いで世界で2番目に取引量の多い商品。中国ではこの10年間で消費量が2倍以上に増えている。S&Pグローバル・コモディティ・インサイツのコーヒー価格アナリストのフェルナンダ・オカダ氏は「コーヒーの需要は依然として高く、生産者やロースターが保有する在庫は低水準であると報告されている。コーヒー価格の上昇傾向はしばらく続くと予想される」と話している。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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