■ 「エレクトロライツ(Electrolytes)」という言葉を聞いたことがあるだろうか。日本語では「電解質」を意味し、ナトリウムやカリウムなどのミネラルを指す。汗で失われた水分や塩分、ミネラルを補給し、体液のバランスを保つための飲み物が「電解質飲料(電解水)」だ。今回は、英メディアで評価の高かったエレクトロライツのサプリメント6つを取り上げてみた。(文/名取由恵)
持久系のアスリート向け
スポーツ栄養ブランド
SIS
HYDRO+ Electrolyte Drink Mix £7.99
英国発の「サイエンス・イン・スポーツ(SIS)」の電解質飲料は、エクササイズや毎日の活動のなかでのパフォーマンスをサポートし、発汗で失われた電解質や水分を手軽に補給。カルシウム、マグネシウム、クロライド(塩化物)、ナトリウム、カリウムの5種類の電解質ほか、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB12などを配合。持ち運びにも便利なポケットサイズ。オレンジ&マンゴー味。粉末タイプ、6袋。
www.scienceinsport.com
カロリーゼロが嬉しいタブレット
HIGH5
ZERO Electrolyte Tablets £7.99
英国発祥のスポーツ栄養ブランド「HIGH5」のベストセラー商品が電解質補給「ZEROタブレット」。運動して汗をかいた際に水分と電解質を補給、砂糖不使用、カロリーゼロなのもうれしい。ビタミンC配合で健康的な免疫系をサポート、疲労を軽減する。運動の前後、運動中はもちろん、暑い日の水分補給にも。9種類のフレーバーを展開。20錠。
https://highfive.co.uk
現代社会を勇敢に生きる
女性たちを応援
Ancient + Brave
True Hydration £24
古代の叡智と現代のイノベーションの融合を理念とする、英国発の「エインシェント+ブレイブ」。ココナッツウォーターに含まれる自然素材の電解質に着目し、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルのほか、クロム、プレバイオティックスを組み合わせている。疲労回復を促進し、毎日の健康をサポート。粉末タイプ、15袋。
https://ancientandbrave.earth
2011年に英国で創業
世界のアスリートが支持
Precision
Hydration Electrolyte Tablets £8.99
世界中のアスリートやプロ選手に支持されている革命的なスポーツサイエンス飲料「プレシジョン」。それぞれの目標・年齢・体重に合わせて最大限のパフォーマンスを引き出すことを目的に、発汗量や運動量に合わせて種類を選ぶことができる。PH500は軽いスポーツや熱中症対策などの日常使いにぴったり。マイルドな柑橘系のタブレット。15錠。
www.precisionhydration.com
暑さと乾燥が厳しい中東生まれ
Humantra
Electrolytes Variety Pack £20
ドバイ発の健康ブランド「ヒューマントラ」の電解質飲料。6種類の電解質と砂糖不使用、着色料不使用、ヴィーガン対応、植物由来など成分にこだわっている。サイクリングやランニングなどアスリートの水分補給だけでなく、日常生活のコンディショニングにも広く活用されている。飲みやすい6種類のフルーツ味で、その日の気分によって好みのフレーバーが楽しめる。粉末タイプ、12袋。
https://humantra.co.uk
英国発のプラントベース栄養ブランド
Dr Vegan
Hydrate+ £19.99
サプリメントブランド「ドクター・ヴィーガン」の電解質飲料。100%ヴィーガン対応、グルテンフリー、人工添加物・人工甘味料や砂糖不使用で、水分補給と栄養バランスをサポート。ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムにプラスして、ビタミンB12やビタミンCを配合。オレンジ&パイナップルやレモン味など、バラエティに富んだフレーバーがうれしい。粉末タイプ、15袋。
www.drvegan.com
電解質って、なぁ~に?
電解質とは、ナトリウム(水分のバランスを保つ)、 カリウム(筋肉や神経を正しく動かす)、マグネシウム・カルシウム(骨や体の調子を整える)などのミネラルのこと。電解質が不足すると、けいれん、疲労、吐き気、頭痛、意識の混乱が生じるなど体調が悪くなり、最悪の場合は昏睡状態に陥ったりすることもある。特に加齢に伴う腎機能の低下、のどの渇きを感じにくくなることによる脱水、食欲不振や食事量の減少等により、電解質不足となる高齢者も少なくない。
電解質飲料といえば、日本ではポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクでお馴染み。一方英国では、主に運動時の水分補給としてアスリートや筋トレをする人たちには欠かせない存在だが、昨今の熱波による酷暑で、日常的な水分補給、熱中症対策としても注目されている。本格的なワークアウトをしている人や、極端な体調不良でもない限り、電解質は普段の食事から十分に摂れるとされているが、運動する、暑い日に長時間外で過ごす、二日酔い、下痢などの場合は、電解質飲料を上手に活用するとよいだろう。市販のドリンクには多くの糖分が含まれるものもあるので、飲み過ぎにはご注意を。
週刊ジャーニー No.1458(2026年8月20日)掲載







