サッカー(英国ではフットボール)の祭典「FIFAワールドカップ2026」がいよいよ開幕。北中米(カナダ、メキシコ、米国)を舞台に、48ヵ国が1ヵ月以上にわたり熱闘を繰り広げる。
世界最速で今大会の出場権を獲得し、前回のカタール大会ではベスト16に進出した日本だけでなく、通算17回目・8大会連続でW杯に出場し、60年ぶりの優勝を狙うイングランド、28年ぶりW杯出場となったスコットランドなど、各国代表選手たちの熱いプレーを堪能したい。
今回はW杯の基本情報とみどころをご紹介。(文/名取由恵)
FIFAワールドカップとは?

国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、4年に1度の男子サッカーの世界選手権大会。1930年に第1回ウルグアイ大会からスタート。各国代表が優勝を目指して競い合う。今年のW杯は、カナダ、メキシコ、米国の史上初の3ヵ国共同開催。2002年の韓国・日本大会以来、最多となる16のスタジアムで大会が開催される(主な開催スタジアムは下記参照)。
英国では、BBCとITVが主な試合をテレビ放送とストリーミング配信で中継。自宅で家族や友人たちと一緒に試合を視聴することができる。W杯の熱い雰囲気を味わいたい人は、スポーツバーやパブ、イベント会場など、大スクリーンで試合を流す場所に出かけよう。特に、イングランド戦の開催日はチケット制のところが多いので、早めの予約を推奨する。
FIFA World Cup 2026
6月11日(木)〜7月19日(日)
【グループステージ】6月11日(木)〜28日(日)
各チームがグループ内で対戦し、勝利で勝点3、引き分けで1が与えられる。各グループ上位2チームと、各グループ第3位の中から成績上位8チームがラウンド32に進出。
【決勝ステージ 】6月29日(月)〜7月19日(日)
別名「ノックアウトステージ」とも呼ばれる。勝ち抜き戦による決勝トーナメントの覇者が、世界トップの座に輝く。
グループステージ組み合わせ
- グループA
- メキシコ
- 南アフリカ
- 韓国
- チェコ
- グループB
- カナダ
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- カタール
- スイス
- グループC
- ブラジル
- モロッコ
- ハイチ
- スコットランド
- グループD
- 米国
- パラグアイ
- オーストラリア
- トルコ
- グループE
- ドイツ
- キュラソー
- コートジボワール
- エクアドル
- グループF
- オランダ
- 日本
- スウェーデン
- チュニジア
- グループG
- ベルギー
- エジプト
- イラン
- ニュージーランド
- グループH
- スペイン
- カーボベルデ
- サウジアラビア
- ウルグアイ
- グループI
- フランス
- セネガル
- イラク
- ノルウェー
- グループJ
- アルゼンチン
- アルジェリア
- オーストリア
- ヨルダン
- グループK
- ポルトガル
- コンゴ
- ウズベキスタン
- コロンビア
- グループL
- イングランド
- クロアチア
- ガーナ
- パナマ
SAMURAI BLUEを応援しよう!
日本が入っているグループF(オランダ、日本、スウェーデン、チュニジア)の試合日程は以下の通り(キックオフ時間は英国時間)。
6月14日(日)午後9時~
オランダVS日本/ダラス・スタジアム(米国)
6月21日(日)午前5時~
チュニジアVS日本/モンテレイ・スタジアム(メキシコ)
6月26日(金)午前0時~
日本VSスウェーデン/ダラス・スタジアム(米国)
前回の2022年カタール大会では、スペインとドイツを破りグループ首位通過したものの、ベスト16でクロアチアにPK戦で敗退した日本代表チーム。今年3月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた代表親善試合で、イングランドに勝利したことも記憶に新しい。
グループFは強敵揃いだが、どこまで勝ち進むことができるか。三苫薫(ブライトン)が負傷により欠場なのは痛いが、同じく英国内のリーグで活躍している遠藤航(リヴァプール)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、前田大然(セルティック)も応援したい。
米国ニューヨーク/ニュージャージー・スタジアム

収容人数:8万2500人
2010年にオープンした多目的スタジアムで、現在はNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の「ニューヨーク・ジャイアンツ」と「ニューヨーク・ジェッツ」の本拠地。イングランドVSパナマほか、決勝試合もここで行われる。
米国 ダラス・スタジアム

収容人数:9万4000人
2009年オープン、NFLの優勝決定戦「スーパーボウル」を5度制した「ダラス・カウボーイズ」の本拠地。日本VSスウェーデン、イングランドVSクロアチアほか、準決勝試合が行われる。
米国 ボストン・スタジアム

収容人数:6万5000人
2002年オープン、MLS(メジャー・リーグ・サッカー)の「ニューイングランド・レボリューション」とNFLの「ニューイングランド・ペイトリオッツ」の本拠地。イングランドVSガーナ、ハイチVSスコットランドほか、準々決勝1試合が行われる。
メキシコ エスタディオ・アステカ

収容人数:8万3000人
1966年にメキシコ五輪のサッカー競技会場として、メキシコシティに建設。2度にわたってW杯決勝戦の舞台となった、サッカー界のコロシアム。開幕戦のメキシコVS南アフリカはここで行われる。
決勝戦ハーフタイムショーに注目!
7月19日(日)に行われる決勝戦では、コールドプレイのクリス・マーティンがキュレートするハーフタイムショーで、マドンナ、BTS、W杯公式ソングを手がけるシャキーラが、共同ヘッドライナーを務める。決勝戦でハーフタイムショーが実施されるのは、W杯の歴史上初めて。
週刊ジャーニー No.1447(2026年6月4日)掲載















