エアコン完備のロンドン公共交通
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TUBE 2026年7月現在、地下鉄路線の中で全線冷房完備は、ディストリクト、サークル、ハマースミス&シティ、メトロポリタンのみ。厳密には地下鉄ネットワークの一部ではないが、エリザベスも全線冷房完備。
OVERGROUND / THAMESLINK ほぼ全車両冷房完備。
DLR 新型車両には冷房が備え付けられているが、旧型車両にはなし。
BUS 主に2010年代後半以降に導入された車両にはエアコンが搭載されているものが多いが、外気温より少し快適になる程度に温度設定されていることが多いのに加え、ドアの開閉が頻繁なため冷気が逃げやすく、冷房が効いていないと感じることが多い。
※ピカデリー線:今年末から2027年初めにかけて、冷房完備の新型車両を導入する予定。ベーカールー線:2030年までに新型車両を導入するための政府資金を求めており、新型車両には冷房設備も搭載される予定。
暑くてたまらない!!地下鉄路線
セントラル: 公式に熱がこもりやすいことで最も悪名高い路線。これまでに最高気温が39.4℃に達した。
ベーカールー: 平均最高気温は33℃。ヴィクトリア朝時代のトンネルのため深く換気が悪い。
ヴィクトリア: 平均最高気温は約33.6℃。
ノーザン/ピカデリー: 夏季には30℃から33℃になることもある。
市民に開放されている無料のCool Spaces
◆ グレーター・ロンドン・オーソリティ(GLA)からの登録要請を受け、各区、地域団体、宗教団体、その他の組織によって市民に開放された涼める場所「Cool Spaces」。Tiar1とTiar2に分類されている。
Tiar1: 外より低い温度、無料の座席スペース、無料の飲料水とトイレを完備し、午前10時から午後5時まで開いている場所。
Tiar2: Tiar1よりも短い営業時間、トイレや飲料水の設備がない場合がある。
ロンドンの主なTiar1クール・スペース
- Metro Bank
- メトロバンクは、猛暑の中で地域社会を支援するため、全78店舗を顧客や利用者以外の市民に開放している。冷房完備の座席エリアを利用でき、飲料水も利用可能。期間:6月から9月1日まで。
- 図書館
- ユーストンの大英図書館をはじめとし、図書館は市民が気軽に使える貴重なクール・スペース。
- 博物館
- テート・モダン、テート・ブリテン、ウェルカム・コレクション、サイエンス・ミュージアム、フォトグラファーズ・ギャラリーなど、ロンドン中心部の主な博物館やギャラリーは、陽射しを避けて涼しく時間を過ごせる場所の代表格。
- コミュニティ・センター
- 子ども向けのプレイグループや地域住民の会議や自治会活動に使用されているコミュニティ・センターも、涼をとる目的での使用を許可している。
熱中症に関する健康警報 Heat health alerts
英国保健安全保障庁(UKHSA)が気象庁と提携して提供する「Heat health alerts」は、2023年からは単純な気温ではなく「健康への影響」を重視したインパクトベースのシステムに変更された。レベルは以下の通り。
暑い時期に安全に過ごすコツ Ways to stay safe in hot weather
- ◆ 直射日光が当たる窓のブラインドやカーテンを閉める。日中の最も暑い時間帯は窓も閉めて熱を遮断し、外気が涼しくなったら窓を開け、家の中の空気を循環させる。
- ◆ 水などの水分を十分に摂り、アルコールを控える。
- ◆ 午前11時から午後3時までの最も暑い時間帯は外出を避ける。運動や犬の散歩などは、朝や夕方以降の気温が比較的低い時間帯にする。
- ◆ 外出の際は、帽子やサングラスなどを着用し、日焼け止めを塗る。
- ◆ 家族、友人、隣人など、体調を崩すリスクが高いと思われる人がいたら、熱波到来中は頻繁に連絡をとり、可能なら時々直接訪問して様子を確認する。




週刊ジャーニー No.1453(2026年7月16日)掲載















