中国がウイルスをばらまいた? 陰謀説を信じる英国民は4割

■オックスフォード大学の心理学研究チームが、2500人に「コロナウイルス陰謀説」をどう思うかオンライン調査したところ、中国が欧米を破壊するための「生物兵器」として意図的にウイルスを製造したと考えている人が40%以上を占めたことが分かった。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。

コロナウイルスは中国武漢市の研究所で作成されたのでは、という非難や疑惑を中国政府は繰り返し否定。世界保健機関(WHO)も、ウイルスが故意に作成されたという証拠はないと述べているが、そうした主張を信じていない人が多いことが判明した形だ。

一方で、政府が発表するコロナウイルスについての情報を完全に信じていると回答したのは20%。コロナは存在せず、政府が流す「デマ」であると信じている人は21%に上った。ただし、5Gの導入によって引き起こされる電波を介した放射線中毒の一種という説については、79%が否定している。

主任研究員のダニエル・フリーマン教授は、「陰謀説を信じている人は、政府のガイダンスに従わない傾向が強い。診断テストの受診、マスクの着用はもちろん、今後ワクチン接種を受け入れる可能性も低い」と懸念。実際に、ロックダウンが一部緩和されたことで、ストリートパーティーを開いて騒ぐ集団が増えたが、こうした人々はコロナを信じていない傾向があったという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)