2013年12月19日

●征くシリーズ●取材・執筆・写真/本誌編集部


© Historic Royal Palaces/newsteam.co.uk

待ちに待った休暇や記念日、日本からの友人や家族をもてなすときなど、
せっかくなら普段はなかなか泊まれない場所、
英国らしい魅力を備えるところに滞在したい―そう望む人も少なくないだろう。
そうした願いを叶える絶好の施設が、
ロンドン中心部から電車でわずか35分ほどの場所にある。
しかもそれは、英国歴代の君主が住まいとしてきた
ハンプトン・コート宮殿(Hampton Court Palace)だ。
今回は、ハンプトン・コート宮殿内の
宿泊施設についてお届けすることにしよう。

JFC
TK Trading
Centre People
ロンドン東京プロパティ
Dr Ito Clinic
早稲田アカデミー
サカイ引越センター
JOBAロンドン校
Koyanagi


宮殿に泊まれるってホント?

 1529年、ヘンリー8世の治世に王室所有となって以来、ウィリアム3世、ジョージ2世らの命によって改築が加えられ、その移り変わりを色濃く残すハンプトン・コート宮殿。王族の居城として利用されなくなった現在、人気の観光ポイントとしてその名を轟かせている。
威厳を誇る壮美な宮殿や庭園を見学できるだけでなく、夏にはフラワー・ショーや野外イベントなどが開催されていることから、足を運んだことがあるのは歴史に興味のある読者ばかりではないはずだ。しかし、ここで宿泊できると聞き、驚いたのは編集部だけではないのではなかろうか。
実は、同宮殿の敷地内には、ひっそりと隠れるようにして、2つの宿泊施設が存在する。これらが滞在可能となった背景には、「ランドマーク・トラスト(Landmark Trust)」と呼ばれるチャリティー団体の壮大なビジョンがある。宿泊施設へとご案内する前に、まずは同団体の活動から見ていきたい。

JEMCA
Kyo Service
J Moriyama
ジャパンサービス
らいすワインショップ
Atelier Theory
奈美デンタルクリニック
Sakura Dental