■サウサンプトンにある学校の校長が「学校給食が受け入れがたいレベル」として、保護者に謝罪のメールを送っていたことが分かった。「ミラー」紙(電子版)が報じた。
謝罪メールを送信したのはサウサンプトン市内にあるレッドブリッジ・コミュニティ校のジェイソン・アシュリー校長。校長は惨憺たる学校給食の画像を公開。「もし自分の子がこの給食を食べているとしたら大変な憤りを感じるだろう」として給食を提供しているチャートウェルズ社を厳しく非難した。元オフステッド(Ofsted)の査察官だというアシュリー校長は「仕入れ値が上昇する中、給食のサイズがどんどん小さくなっている。最近パイ週間があったが提携校のそれと比べると、うちの学校で出されたパイの質は非常に低かった」と主張。
保護者に宛てた3月12日付の手紙には「給食の質向上のため、過去に何度もチャートウェルズ社と話し合いの機会を持ったが全く改善される気配がありません。私は間違っているかもしれないし見当違いかもしれません。でも、皆さんも私と同じように怒り、失望されることを願っています。私だけが抗議しても何ら変わることはありません」と書き、保護者の理解と協力を求めた。
これを受け、チャートウェルズ社は「弊社は良質な食事を提供するために努力しています。今回、私たちのサービスレベルが、弊社が求める高い水準を下回ったことをお詫びします。私たちは学校と協力し、問題を速やかに改善するつもりです」と約束した。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)