▲100年前のパリのカフェかのような懐かしさと温かさを感じさせるインテリア。

ボエーム。元々ボヘミアのジプシーを指す言葉だけど1830年頃、7月王政期にパリに集った貧しいながらも気ままな日々を送る文学青年やアーティストのたまごたちを指す意味になったんだとか。で、その雰囲気を今に伝えるのがこの店。オールド・コンプトンはソーホー地区一番の繁華街。この店の存在は前から知っていたけど、店外にまで人が溢れる様子に気後れしてずっと素通りしてきた。しかし評判が良いので思い切って潜入してみた。入り口付近はドリンクオンリーの人が溢れるが、奥のダイニングエリアは雰囲気一変。まさに19世紀の中流フレンチカフェ。壁に掲げられた無数の写真やイラストも楽しい。忙しく駆け回るギャルソンの質も高くて印象グー。メニューはエスカルゴやステーキタルタル、ダックのコンフィなど今どき珍しいほどクラシックな直球フレンチ。そしてちゃんと美味しい。こんな超クラシカルなヨーロッパの世界がロンドンのど真ん中で生き残っていたことに今さらながら感動だ。結構騒々しいが、この店のボエームな雰囲気、とても好き。ぜひ試して欲しい一店。(たべ太蔵)

左=ど直球の前菜、ステーキタルタル。添えられたパンも全然今どきじゃなくてむしろ好感が持てる。そしてタルタル自体、しっかり美味しい。£13.80 右=エスカルゴと迷った末のオニオン・スープ。たっぷり肉厚のグリュイエールチーズに圧倒されつつも美味しくいただけた。£8.00
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左=ダックレッグのコンフィ。丁寧にじっくり火入れされたダックとオーソドックスなソースとの相性がいい。シンプルなだけにシェフの真面目さが求められる一皿。£23.00 右=ラムステーキとスプリンググリーン。春になるとラムが呼ぶ。ミントソースではなくコリアンダーとバジルのグリーンソースが新鮮。£26.00

総合評価 4.0

 

食事

 

サービス

 

雰囲気

 

お値段(1人分・ドリンク抜き)

£35~40

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Café Boheme

13 Old Compton Street, London W1D 5JQ
Tel: 020 7734 0623
www.cafeboheme.co.uk

Opening hours

Mon-Thu 08:00am-01:00am
Fri 08:00am-03:00am
Sat 09:00am-03:00am
Sun 09:00am-12:00am

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週刊ジャーニー No.1295(2023年6月15日)掲載


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