
ボエーム。元々ボヘミアのジプシーを指す言葉だけど1830年頃、7月王政期にパリに集った貧しいながらも気ままな日々を送る文学青年やアーティストのたまごたちを指す意味になったんだとか。で、その雰囲気を今に伝えるのがこの店。オールド・コンプトンはソーホー地区一番の繁華街。この店の存在は前から知っていたけど、店外にまで人が溢れる様子に気後れしてずっと素通りしてきた。しかし評判が良いので思い切って潜入してみた。入り口付近はドリンクオンリーの人が溢れるが、奥のダイニングエリアは雰囲気一変。まさに19世紀の中流フレンチカフェ。壁に掲げられた無数の写真やイラストも楽しい。忙しく駆け回るギャルソンの質も高くて印象グー。メニューはエスカルゴやステーキタルタル、ダックのコンフィなど今どき珍しいほどクラシックな直球フレンチ。そしてちゃんと美味しい。こんな超クラシカルなヨーロッパの世界がロンドンのど真ん中で生き残っていたことに今さらながら感動だ。結構騒々しいが、この店のボエームな雰囲気、とても好き。ぜひ試して欲しい一店。(たべ太蔵)
総合評価 4.0
食事
サービス
雰囲気
お値段(1人分・ドリンク抜き)
£35~40
Café Boheme
13 Old Compton Street, London W1D 5JQ
Tel: 020 7734 0623
www.cafeboheme.co.uk
Opening hours
Mon-Thu 08:00am-01:00am
Fri 08:00am-03:00am
Sat 09:00am-03:00am
Sun 09:00am-12:00am
週刊ジャーニー No.1295(2023年6月15日)掲載




























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